音楽配信事業者や著作権権利者団体からなる一般社団法人著作権情報集中処理機構(CDC)が、円滑な著作権処理を推進するためのシステム「Fluzo」を開発した。これにより、著作権処理にかかる費用や時間が削減できるという。 Fluzoの特徴は大きく分けて3点ある。1つ目は複数の著作権管理事業者の権利管理情報を集約したデータベースだ。社団法人 日本音楽著作権協会(JASRAC)、イーライセンス、ジャパン・ライツ・クリアランス(JRC)、ダイキサウンドがそれぞれ構築しているデータベースを統合し、楽曲検索時などにおける窓口を一本化する。 2つ目は、音源ファイルから楽曲検索が可能となるフィンガープリント技術の採用だ。従来のテキストベースの検索では、曲名やアーティスト名が1文字違うだけでうまくいかないことがあった。今回、音源そのものから抽出したフィンガープリントデータを検索クエリとして使えるようになり、利便
![著作権処理インフラ「Fluzo」が登場、複数の権利団体の楽曲を一括処理可能に](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b5ea21312782661674dd952a0dbb0d19628ec4dd/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjapan.cnet.com%2Fstorage%2F2010%2F12%2F10%2F72114df339aaaf60990edf5e4ee18540%2Fstory_media%2F20258107%2F051110_music_184x138.jpg)