ワイマックス搭載端末発売=スマートフォンで巻き返し−KDDI ワイマックス搭載端末発売=スマートフォンで巻き返し−KDDI KDDIは6日、2011年度中に高速無線通信「WiMAX(ワイマックス)」機能を搭載したスマートフォン(多機能携帯電話)を発売する方針を明らかにした。KDDIは他社に比べ、スマートフォン展開が遅れていたが、高速かつ安定的なデータ通信品質を武器に巻き返しを図る。 ワイマックスは毎秒最大40メガビットの高速無線通信で、KDDIが筆頭株主のUQコミュニケーションズが09年7月から提供している。 1日に就任した田中孝司社長はスマートフォンについて、「(従来の携帯電話と比べ)データ通信量が爆発的に増大する」と指摘。一部携帯会社ではスマートフォンの急速な普及で、回線がつながりにくくなっているとされる。KDDIは「データ通信をワイマックスに逃がし、携帯電話回線の品質を維持する」