近年のデータベースはよく「最新のインメモリ技術を採用して高速化」などという宣伝が出回っている。 参考: 既存の概念を覆す!Oracle Database In-Memoryのテクノロジー Vol.1 参考: SQL Server 2016の概要とIn-Memory OLTP の改善点(前編) 従来のデータベースだって世の中のほぼすべてのソフトウェアも最終的には(キャッシュ)メモリの中で計算処理をしているわけで、何をもってして「インメモリ技術」と呼ぶのか誤解を招いているケースが身の回りで多発していた。 ディスクDBの時代 昔、例えばOracleV2が発売した1979年では、NECからPC-8001が発売され、市販されるコンピュータのメモリは64KBとか48KBほどだった。エンタープライズ製品であればMB級のものもあるだろうとは思うがお値段も相当のものだった。 会社の業務を回すにあたって、全デ
Outline (1) RocksDB Overview (2) LevelDB Overview (3) LevelDB Architecture (4) RocksDB Architecture と LevelDB Architecture の違い (5) RocksDB Performance Measurement (6) RocksDB とSSDの親和性 (7) コメント・所感 RocksDB Overview [1/2] 2013年にFaceBookから提案されたNo-SQL形式 (key-value形式) データベース backend データベースとして利用される 分散型アーキテクチャ、fail-over は重視していない LevelDBの派生 LevelDBはアクセスエントリサイズがRAMサイズよりも小さいときに、アクセス遅延が小さい。RockDBは、RAMより大きいエント
ConsistentHashing - コンシステント・ハッシュ法 目次 この文書について コンシステント・ハッシュ法 実例 実装 用途 コンシステント・ハッシュ法 この文書について "Tom White's Blog: Consistent Hashing" の日本語訳です. http://weblogs.java.net/blog/tomwhite/archive/2007/11/consistent_hash.html 推敲歓迎: 誤訳, タイポ, 訳語の不統一, そのほか... 原文のライセンス: http://creativecommons.org/licenses/by-nc-sa/2.0/ 私は今までに何度かコンシステント・ハッシュ法にとりくんだことがある。 このアイデアをあらわした論文 ( David Karger らによる Consistent Hashing and R
サーバサイドエンジニアの @b4b4r07 です。この記事は Go Advent Calendar 2016 の 19 日目です。今回は Go (Revel フレームワーク) で書かれていた API サーバをフルスクラッチで書き直したお話をします。 Revel とは A high productivity, full-stack web framework for the Go language 公式の説明にあるように、Revel は高機能でフルスタックな Web フレームワークです。 複雑なルーティングや、パラメータのパーシング、テンプレート機能など、Web アプリケーションを作ろうとなったときに必要な手段はたいてい兼ね揃えているようです。公式ドキュメントに詳しく書かれています。 Revel 以外にも Go 製の Web フレームワークは多数あり、有名どころだと以下のようなものが挙げられ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く