今回はSymfonyのさまざまな特徴の根幹をなしているカーネルについて紹介します。 カーネル(Kernel)は、HttpKernelコンポーネント内の主に2つのインターフェイス、2つのクラスで構成されています。 HttpKernelInterfaceKernelInterfaceKernelHttpKernel 図ではKernelInterfaceやKernelクラスのメソッドは省略しています。 アプリケーションの処理を抽象化したHttpKernelInterfaceHttpKernelInterfaceはとても単純で、handle()メソッドのみが宣言されています。handle()メソッドは「何か入力を受け取り、それを処理して出力を返す」という、アプリケーションの処理そのものを抽象化したインターフェイスといえるでしょう。 このように単純にhandle()メソッドで入力を処理し、出力を返す