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2015年5月18日のブックマーク (8件)

  • セキュアプログラミング(防御的プログラミング)の歴史をざっと振り返る

    (Last Updated On: 2019年2月12日)キュアプログラミング(防御的プログラミング)の歴史をざっと振り返ってみたいと思います。セキュアプログラミングは防御的プログラミングとも言われるプログラミングの原則の1つ※です。古くからある概念ですが、誤解または理解されていない概念の1つではないでしょうか? ※ Defensive Programmingとして記載されています。 何故、一般に広く常識として理解されていないのか?その理由は防御的プログラミングの歴史にあるのかも知れません。 参考: セキュアプログラミングの7つ習慣 「出力対策だけのセキュリティ設計」が誤りである理由 セキュアプログラミングの必要性が認識された事件 コンピュータセキュリティの基礎的概念は60年代から研究されていました。その成果も踏まえ、インターネットの前身であるARPANETは1969年から稼働を開始しまし

    セキュアプログラミング(防御的プログラミング)の歴史をざっと振り返る
  • OTP(ワンタイムパスワード、2要素認証)とタイミング攻撃

    (Last Updated On: 2018年8月18日)今すぐできる、Webサイトへの2要素認証導入と2要素認証のTOTPとHOTP、どちらがより安全か?で紹介したGoogleAuthenticatorですが、ソースコードを確認ところタイミング攻撃に脆弱でした。Pull Requestを後で送る予定ですが、利用される場合は脆弱性を修正してから使ってください。 タイミング攻撃とは? タイミング攻撃とは、発熱、ノイズ、時間差、データサイズ(特に圧縮)などの副作用を用いたサイドサイチャネル攻撃の一種です。アルゴリズムなどの脆弱性を直接攻撃するのではなく、時間差などを統計的に処理することにより目的を達成(攻撃)することができます。 タイミング攻撃ではレスポンス時間の微妙な長さの違いを統計的に処理し、目的の秘密情報を盗み取ります。OTPでは数字しか使っておらず、桁数も6桁しかありません。脆弱な場合

    OTP(ワンタイムパスワード、2要素認証)とタイミング攻撃
  • http://harviacode.com/2015/05/08/codeigniter-crud-generator/

  • エラーメッセージによるXSSにご用心

    以前の記事「PHPのdisplay_errorsが有効だとカジュアルにXSS脆弱性が入り込む」では、php.ini等でdisplay_errorsを有効にしていると、スクリプトに脆弱性がなくてもXSS(クロスサイトスクリプティング)脆弱性が入り込む可能性が高いことを指摘しました。 しかし、display_errorを無効にしていても、エラー処理がまずいと、エラー表示が原因でXSS脆弱性が入り込む場合があります。ネット上のサンプルスクリプトを見ても、潜在的にXSS脆弱性があるものが多くあります。 サンプルスクリプト まずは、典型的な脆弱性の例をスクリプトで紹介します。PHP+PDO+PostgreSQLの組み合わせです。 <?php try { $db = new PDO("pgsql:host=localhost options='--client_encoding=UTF8';dbnam

    エラーメッセージによるXSSにご用心
  • 『最初に「読む」PHP』は全体的にとても良いが惜しい脆弱性がある

    最初に「読む」PHP(クジラ飛行机)を読みました。書にはセキュリティ用語(クロスサイトスクリプティング、SQLインジェクション等)はほとんど出てきませんが、脆弱性についてよく配慮された記述となっています。しかし、その細部の詰めが甘く、脆弱性が混入してしまいました。その内容を報告したいと思います。 クロスサイトスクリプティング 出力時にHTMLエスケープするという原則を比較的早い段階で説明しています。その説明が素晴らしいと思いました。 ユーザーから送信されたデータを、PHPを使ってそのまま画面に表示することは、レイアウトの崩れや セキュリティ上の危険につながります。必ず、HTMLに変換してから表示します。そこで、画面に「(^o^)<Hello」と表示するプログラムを作ってみましょう。 「HTMLに変換して」という表現がとてもいいですね。難しくいうと、Content-Typeをtext/pl

    Kenji_s
    Kenji_s 2015/05/18
    「このように、htmlspecialcharsというのは、文字列をHTMLに変換するものという説明は本質をついているように思います」
  • 嵐のコンサートがあるとダブルブッキングしてしまうホテル予約システムを作ってみた

    今年の5月1日に、仙台市内のホテルで多重予約のトラブルが発生したと報道されています。 部屋数203室の仙台市のビジネスホテルで、9月18~23日の宿泊予約を数千件受け付けるトラブルがあった。アイドルグループ「嵐」のライブが宮城県内で開催される期間だった。インターネットでの申し込みが殺到し、システム障害が起きたとみられるという。 トラブルがあったのは、仙台市泉区の「ホテルルートイン仙台泉インター」。ホテルなどによると、9月19、20、22、23日に宮城スタジアム(宮城県利府町)で嵐がライブを開くことが明らかになった後の5月1日午前5時ごろ、ネットを使った予約申し込みが殺到していることに気づいたという。 203室のホテルなのに「予約」数千件 嵐公演で殺到か:朝日新聞デジタル より引用 5月1日の朝に何があったのか調べてみると、この日の早朝にテレビや新聞でコンサートの情報が流れたようですね。 お

    嵐のコンサートがあるとダブルブッキングしてしまうホテル予約システムを作ってみた
  • 「WordPress」のデフォルト環境にXSSの脆弱性

    印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 数百万もの「WordPress」を使用したウェブサイトが、デフォルトのインストール環境に存在する問題でリスクに晒されている。 セキュリティ研究者のDavid Dede氏は米国時間5月6日、最近のWordPressのサイトにデフォルトでインストールされている「Twenty Fifteen」のテーマとプラグインに、重大なクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が発見されたと警告を発した。Dede氏によれば、脆弱性のあるウェブサイトの数を推計するのは難しいが、このテーマをそのまま残している非常に多数のウェブサイトがリスクに晒されている可能性が高く、この脆弱性は実際に悪用されているという。 それに加え、WordPressが提供している「J

    「WordPress」のデフォルト環境にXSSの脆弱性
  • davidsosavaldes / Ci-Twig — Bitbucket