04年の浦和―横浜マのCS第2戦には5万9715人の観客が集まった=丹羽敏通撮影04年の横浜マ―浦和のチャンピオンシップ第1戦には6万4899人の観客が集まった=太田泉生撮影 Jリーグは来季から2ステージ(2S)制を10季ぶりに復活させる方針だ。チャンピオンシップ(CS)などの盛り上がりを増やし、伸び悩む集客の回復や放映権料の増収などにつなげるのが狙い。11、12日に開かれるJ1、2合同実行委員会で導入の是非が議論される。だが、反対するクラブも多く、意見がまとまらない可能性もある。 ■強い危機感 Jリーグが2S制の復活を持ち出した背景には、強い危機感がある。J1の1試合平均入場者は2008年の1万9202人を境に下降線をたどり、今季の中断前までの平均は1万6434人。テレビの地上波で試合が中継される機会も極端に減っている。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要で