近所に仲の良い家族ぐるみで付き合っている家があって。 自分より2歳位年上の女の子が居て、当時としては珍しい「しぐれ(漢字は失念)」という名前だった。 ちょっとのんびりとした感じの子だったんだけど、中学入る前くらいまでは結構かわいがってもらって、自分もしぐ姉ちゃんしぐ姉ちゃんと言って懐いていた。 結局なにか色恋が有るわけでもなく、それぞれ違う学校に行ってしまいそのまま疎遠になってしまった。 先日大学を出てからほとんど変えることがなかった実家に久々帰った時に、母親がそういえばあそこの家覚えてる?としぐ姉ちゃんの家の話を切り出した。 なんでも十数年前に家を売ることになったということで、話を聞くとしぐ姉が原因だった。 しぐ姉ちゃんは高校卒業後に近隣のちょっと大きい町で就職したのだが、色々なネットワークビジネスに加入することになったらしい。 のんびりした性格が仇となり、色々と漬け込まれてしまい、あっ