舛添要一東京都知事の辞職がようやく決まった。今年3月に、海外出張の際の豪華スイートルーム利用が批判されてから約3カ月。数珠つなぎのように浮上する疑惑に対し、ある時はだんまりを決め込み、またある時は世間の意表をつく言い訳術を駆使して延命を図ったものの、ついに投了となった。 舛添氏が辞職を余儀なくされた直接の要因は、政治資金を私的に流用したのではないかという疑惑だが、本質は、世間からの疑いの目に、最後まで正面から向き合わなかったということに尽きるだろう。 政治家は、法に触れるかどうかよりも(もちろん本当に法に触れちゃいかんが)、自らの言動そのものを問われる存在なのだということを思い知らされる。 そこで今、私はある政治家に注目している。賢明な読者の方はお気づきのことと思うが、民進党の山尾志桜里政調会長のことだ。 舛添氏が批判された疑惑の一つに、「公用車で温泉地の別荘へ48往復」がある。まさに公私
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