プレゼン (presentation) の秘訣なんてものがわかれば、わたしは苦労しないので、presentationと云ふものはなんであるのか、すこし考へを述べてみたと云ふところだ。 〈劇〉とは何かと云ふところに寄せて考へて了ったので、あまり好い答へではない。presentationが〈劇〉であるところでは、この劇は、言語的に必然の〈劇〉になるものだ。presentationと云ふ構成が、見てゐる者に成り立ってゐる限り、だれかの力量に依って〈劇〉に成ったり成らなかったりするものではない。然ふ云ふことが言ひたいのではなかった。まわりから成り立たされてしまう〈劇〉に、自分の必然的な言葉がどこまで耐へ得るか、と云ふことが言ひたかった。此れは、書くと云ふ表現の水準で喋ることなのだと思ふ。 cf. 〈書く〉と云う事は、時間の外化した言葉である。 http://c4se.hatenablog.com/