Publishing for Change “みんなのものにする”ことを通して人・組織・社会の未来づくりを応援する。 英治出版は、ポジティブな変化のために活動するパブリッシャーです。
Publishing for Change “みんなのものにする”ことを通して人・組織・社会の未来づくりを応援する。 英治出版は、ポジティブな変化のために活動するパブリッシャーです。
中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 シャーリン・リー&ジョシュ・バーノフ著「グランズウェル:ソーシャルテクノロジーによる企業戦略」を読みました。 グランズウェルとは「人々が、テクノロジーを使って、自分が必要としているものを、企業などの伝統的組織ではなく、お互いから調達するようになっている、社会動向」のこと。具体的には、SNS, Youtube, Twitter, Podcastのように、企業・製品を語りあい、格付けしているようなソーシャルテクノロジー、ソーシャルメディアのことを指します。 この本では、「組織が」、グランウェルズの戦略をたて、彼らの声に耳を傾け、話を聞き、活気づけ、さらには支援する具体的な方法が様々に書かれていました。 統一的で明確な意
ついつい増えすぎてしまう本や雑誌。しまう場所がなく、部屋が散らかる原因になっている人も多いのではないでしょうか?今回は収納のコツから本を必要以上に増やさない方法、本棚の作り方まで、「本や雑誌の整理術」をご紹介します。 ■「本の整理」、みんなはどうしてる? まずは他の人たちがどうやって本を整理しているのか、色々なアイデアを見ていきましょう。 ▽「本の整理」で悩んでる人の人力検索での質問集:[俺100] ▽本棚の本の整理はどうしてる? これはという必殺の片付け方法をおすえて。:アルファルファモザイクだった 本の整理に関する様々なアイデアが集まっているこちらのエントリー。本の収納については、次のような方法をとっている人が多いようです。 分類してダンボールやブックケース、カラーボックス等に入れる。(数が多い場合は書籍管理ソフトを使う) 天井ぎりぎりまで空間を有効活用できる「タワー型」の本棚を使う。
「いかに働き、いかに生きるか」 やるべきことが見えてくる研究者の仕事術―プロフェッショナル根性論 最初は「研究者」のための本かと思って購入したのですが、そんなことはありませんでした。会社や組織に縛られて不自由な思いをしていたとしても、自分の人生にとって大切なことはしっかりものにするためのエッセンスが見事に凝縮されています。 研究者として仕事をすべき10の原則 「興味を持てる得意分野を発見する」 「最初は自分で学ぶ」 「師匠を持つ」 「現場で恥をかく」 「失敗を恐れつつも、果敢に挑戦する」 「自分の世界で一番になり成功体験を得る」 「研究者としての自信をつける」 「井の中の蛙であったことに気付き、打ちのめされる」 「すべてを知ることはできないことを理解する」 「それでも、自分の新しい見識を常に世に問うていく」 一見当たり前のようでも、自らが紆余曲折を経てこの原則に辿りつくことの大切さは、研究
中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 話題の書籍、WIRED編集長クリス・アンダーソンが著した「FREE」を読んだ。クリス・アンダーソンは5年ほど前、「ロングテール」というコンセプトを世に送り出したジャーナリスト。今度は「フリー」あるいは「フリーミアム」というコンセプトをひっさげての凱旋である。 この本ではフリーの歴史から、最新のITビジネスモデルまで様々なことが述べられている。その主張は多岐にわたるが、枝葉を落とし、おおざっぱに、かつ大胆に、僕の言葉でまとめると下記のようになる。 --- 1.ITテクノロジー(サーバの能力、ストレージの容量など)の限界費用は、限りなくゼロに近づいている 2.1を背景にして、デジタルのものは、たとえばデジタルコンテンツ
私がよく読み直すのは、4章の三宅なほみ先生の書いた部分です。ここには、「協調学習がなぜいいのか」、「よい協調学習を起こすためにはどんなことが必要なのか」がまとまっています。 例えば、協調的な学習環境が満たすべき条件としては以下にまとめられています。 ・目的の共有 ・初期仮説 ・多様な解法や結果の公開、共有 ・結果の統合(理論作り) ・多様な理論の公開、共有、統合 ・協調文化の形成 それぞれ細かくここでは説明しませんが、かなりよくまとめられています。近年注目されているワークショップについても、こうしたデザインの原則みたいなものは役立つように思います。 ちなみに、僕がこの本を学部の時に読んだ感想がパソコンに残っていました。箇条書きですが、こちらにも載せておきます。たぶん、個人的に面白いと思ったところをメモしたのでしょう。 ・記録と記録の共有という意味でのパソコンの持つ意味 ・何かが分かると話し
読んだ4!(よんだよ)は、ツイッターで@yonda4に向けてつぶやくだけで、読んだ本やマンガの記録ができるサービスです。また、同じ本を読んだ他のtwitterユーザーを見つけることもできます。 読んだ4!を利用するための条件は、ツイッターのユーザーであること、それだけです。まだツイッターに登録していない場合は、ツイッターのサイトから登録してください。 個人記録ページには自身のAmazonアフィリエイトIDが設定できますが、設定されていない書籍や一覧ページの書籍には、運営者のアフィリエイトIDがつきます。アフィリエイトでの収入があれば、サービス運営や機能追加のために使います。(参考: アフィリエイトとは) つぶやき方の例 "@yonda4"で、yonda4ユーザーに呼びかけてつぶやくという意味になります。スペースを一つあけて、本や漫画の題名をつぶやいてください。 @yonda4 トリバコハウ
フリーでいただいたもの 「ロングテール」のクリス・アンダーソンさんがまたやってくれました、の本書 フリー 〈無料〉からお金を生みだす新戦略。 無料(フリー)を活用したビジネスが昔からあったこと、データのデジタル化に伴って複製のコストが0に近づいたことで、フリーを使った新しいビジネスモデルが多数登場したこと、を、豊富な事例と歴史的な資料をふんだんに使って読み解いてくれる本です。 デジタルと著作権のまわりで起こるトラブルと、それに対して中国やブラジルで起こっている新しい時代のビジネス関して、ラジオの広告、そしてそれのバリエーションであるテレビの広告、という僕達が当たり前のものとして受け取っているフリーを使ったモデルも、ラジオの黎明期には確立したアイデアではなく、直接課金など他の方法も模索されていた、など、過去の面白い話もたくさん載っていたのが個人的にはツボでした。 「ロングテール」でも出版後の
今回、縁があってこの本の出版のお手伝いをさせていただきました。内容はやや難し目のパズル問題集。すべての問題に目を通して、紙と鉛筆で解けるものもあれば、実際に手を動かしてプログラムを書いてみたり。前半は、プログラマでない人でも取り組めるようになっていますが、お勧めは実際にプログラムを使って解く後半。 プログラミングコンテストに挑んだことのある人には、もうおなじみの考え方だと思います。普通の人間ならやらないけれど、コンピュータというお供がいると、すべての可能性を調べ上げるような愚直な方法でも着実に実行してくれる。その様子を見て、人間がより良いアルゴリズムを思いつく、というサイクルが問題を通して学べます。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く