ファッションに限らず、小売業の売上は周辺環境に最も大きく左右されます。いくら売れ筋が沢山あり、優秀な販売スタッフが沢山いたとしても、近くに大きなショッピングセンターが出来ると、営業努力に関係なく客数は激減してしまいます。 特にファッションチェーンは、ファッションビルや大型ショッピングセンターにテナントとして出店しているケースが多いので、周辺環境の変化による影響は多大です。 どうも、小売業界の2大勢力であるイオンとセブン&アイの出店政策に大きな変化があるようです。 4月8日の日経新聞ではイオンが今後3年間で100店舗を閉鎖もしくわ食品スーパーに転換するとのニュースが掲載されていました。イオンでは国内市場で成長は見込めないとの考えから、出店地域を中国へとシフトし、過去3年間の4倍もの投資をされるそうです。 これに対して、先週の金曜日(4月4日)にはセブン&アイ・ホールディングスが大型SCを5年