帰宅したら末っ子が大興奮で,「今日お母さんとお団子作ったよ。コウチンにもあげたよ。」「一個だけだよ。後は全部食べちゃったんだ。」と次男が突っ込む。「きっとコウチンが爪でちょんちょん触るよ。」そこまで一気に話す。 うん,黒蜜かけて食べたけど美味しかった。
—ある猫と人の出会いに関する幻想— 彼は,少し焦っていた。彼にかまおうと伸びてくる4つの手が,うっとうしさを増したのである。本日の塒と餌を探すため,公園を移動中,その大学生のカップルにぶつかったのだ。 南九州では,秋が短い。この後,急激な気温低下を,怜悧な彼は足裏の感覚から予想していた。放射冷却により,いきなり冬のフェイズに入りそうな南九州の夕暮れだった。 餌をくれることもなく,自分に暖かい寝床を用意する気もない,ただ,彼らの可愛いという無責任な感情の発露による時間つぶしの相手にされるだけだ。それは寛容な彼にとっても,少し耐え難いものになりつつあった。 もちろん,彼が探している庇護者に化ける可能性はゼロではないし,彼らがその庇護者のところに連れて行ってくれる可能性もゼロではない。 でも・・・と彼は,思った。彼らの目を見て,自分の反応を見て,無礼な触りかたのその手の動きが変わらないということ
実家から,1,XXXキロの旅を終えて戻ると,チコの姿だけが見えない。夜,近所のラーメン屋さんで家族で食事を済ませて戻って,小一時間。チコが戻ってきた。彼の大好きな鰹の切り落としやササミのボイルなどを用意できていなかったので,この何か物言いたそうな顔は,最初お強請りかなと思った。 分かったよ。家をずっと空けて悪かった。君も思ったとおりいつものスケジュールで好き勝手やれていたんだろう? ペットホテルに君たちを預けないで済ますのは,複数のご近所へのお願いとかスケジュール調整とか,結構大変なんだよ。 既に長男にはヘチャヘチャ(参考:「痛い異父母兄弟」)の洗礼により甘えまくったようだが,彼の眼を見て,気がついて居間に毛布を持ち込んだ。彼は,するするとやってくるといつものポジションで一時微睡んだ。眠る前に,股間に爪立ててモミモミするのは,幼獣時代受乳時の行動が再現されるいつもの儀式。 家族が数日間消え
手加減抜きの咬癖など問題行動を起こす同居ネコちゃんについての,書き込みがありました。私は家畜精神病理学などは素人で,専門は野生動物の行動生態なので,アプローチや基本となる考え方のベースが獣医師の人たちとはまず,異なります。役に立つかどうか疑わしいのですが,マクロモデルではなく,問題行動イエネコ個体に対するミクロモデルとしたいところです。しかしながら,残念なことに観察してデータを取ることが出来る個体がおりませんし,一緒に暮らした経験もありません。それでも,最初のエントリーの時に,いろいろ深い経験からの知見を披瀝してくださった方々のコメントと一緒に暮らしている公陳丸とチコが教えてくれたことをベースに,イエネコの問題行動について,自分なりに覚え書きとして以下に駄文を書き連ねます。 とりあえず,推測した問題行動の素因となっているものについて。 Canon EOS Kiss Digital N, C
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