イタリアでCOVID-19(新型コロナウイルスの感染症)の死者が増えるなか、組織的犯罪集団が巨額の利益を得ようとしている。多くのイタリア人は、マフィアが差し出す命綱につかまるしかないと感じている。
イタリア政府は28日、新型コロナウイルスに感染した死者が前日から889人増え1万23人になったと発表した。一国で死者が1万人を超えたのは初めて。感染者は前日から5974人増の9万2472人となった。被害拡大が止まらない危機的な状況が続いている。 コンテ首相は28日夜、ネット中継の記者会見を開き、各自治体への支援策として計43億ユーロ(約5200億円)を直ちに使えるようにすると表明。これとは別に経済的に苦しく買い物ができない人々を対象に4億ユーロを拠出するとも述べた。 イタリアでは感染拡大防止策として、生活に必須ではない生産活動が停止され仕事を失う人も出始めている。南部シチリア島のスーパーでは「お金がない」といって数十人の人々が支払いをせず食料品などを持ち出そうとする略奪騒ぎがあり、警察が出動した。 地域別で死者が最も多いのは大都市ミラノがある北部ロンバルディア州の5944人で、同州だけで中
ヨーロッパで新型コロナウイルスの感染が最も深刻なイタリアでは18日、死者の数が3000人近くと中国に迫っていて、イタリア政府は集中治療室の増設などを進め医療態勢の強化を急いでいます。 こうした中、感染者が最も多い北部、ロンバルディア州では病院の駐車場で集中治療室などを増設する工事が始まりました。仮設の施設を設置し、急増する重症患者の治療にあたるということです。 また首都ローマでは17日、新たに完成した集中治療室がメディアに公開され、複数の病院で重症患者を受け入れられるよう準備を進めていることを明らかにしました。 イタリアでは死者、感染者ともに急速に増えていて感染の拡大に歯止めがかかっておらず医療態勢の強化を急いでいます。
イタリアで、新型コロナウイルスの感染が急激に広がっている。ジュゼッペ・コンテ首相は、3月9日、北部のみに限定してきた移動制限を、10日からイタリア全土に拡大することを発表した。仕事など正当な理由がある場合のみ、移動が許可されるという。 イタリアの感染者数は9000人を超え、死者の数は463人と、中国に次ぐ世界第2位となっている。コンテ首相は「イタリアの将来は私たちの手にある。私たちは今まで以上に責任を持たねばならない」と宣言した。 9日、イタリアの保守系メディア『イル・ジョナーレ』に、「すべての患者に挿管はできない。60代以上は無理だ」というタイトルで、ミラノの医師のインタビューが掲載された。 医師は、現在患者におこなっている処置について、「エイズ用のウイルス薬などを投与していますが、うまく効くかはわかりません。できることは人工呼吸器の挿管です。患者の肺を休ませ、免疫が復活するのを待つだけ
3月5日夜、新型コロナ感染症対策本部において、安倍晋三総理は「今が正念場であり、機動的な水際対策についても躊躇なく断行していくことが不可欠だ。積極果敢な措置を講じる」と述べ、中国・韓国からの入国を3月末まで大幅に制限する方針を表明。入国者に対して、宿泊施設や医療施設などに2週間の待機を要請した。 【写真】13歳女優の官能シーンに批判殺到、上映中止に…… さらに、短期ビザの効力を停止し、航空便の到着を成田と関空に限定。また、韓国やイランなどの一部地域を入国拒否の対象に追加(テロリストを対象とした入管法5条1項14号を根拠)した。日本と韓国がなぜもっと早くこれを行ってこなかったのか、疑問に思った人は多かったものと思う。 中国では武漢・湖北省以外の感染は終息しつつあると報じられている。規制するのであれば、米国が中国全土からの入国を規制した1月31日の時点で入国禁止すべきであったろう。 どの人の入
新型コロナウイルスの感染が広がるイタリアでは、感染者が1日で新たに1000人以上増えて5000人を超え、死亡した人も200人を上回りました。連立政権の一角を占める民主党の党首も感染が確認されるなど、感染の拡大に歯止めがかかっていません。 また、死亡した人は36人増えて233人となり、中国に次いで多くなっています。 さらに、連立政権の一角を占める民主党のジンガレッティ党首も感染が確認されるなど、感染の拡大に歯止めがかかっていません。 イタリア政府は、これまでに国内のすべての学校を今月15日まで休校にしたほか、75億ユーロ(日本円で8900億円余り)を拠出して医療スタッフの増員や感染拡大で深刻な影響を受ける企業の支援などに充てるとしています。 また、2週間近くにわたって合わせて5万人余りが暮らす北部の11の自治体について、事実上、街を封鎖する措置をとっていますが、感染者が急増する事態を受けて、
【ジュネーブ=細川倫太郎】イタリアで新型コロナウイルスの感染者が急増している。公共放送RAIによると、24日までに感染者数は200人を超え、欧州では最多。コンテ首相は北部の11の自治体を封鎖したほか、「水の都」として知られるベネチアのカーニバルは中止に追い込まれた。詳しい感染経路は不明で、市民生活や経済への脅威になっている。「感染が一気に拡大したことに驚いた」。コンテ首相は23日、感染者が数日
イタリア政府は、巨額の債務の削減につながらないとしてEU=ヨーロッパ連合から再提出を求められていた来年の予算案について、再提出の期限の13日、大幅な見直しは行わない方針を明らかにし、EUとの対立が深まることは避けられない見通しです。 これに対し、イタリアのディマイオ副首相は、13日、閣議の後に記者団に対し「イタリアが成長するためにはこの予算案が欠かせないという確信がある」と述べ、失業者などの所得保障の充実や年金の支給開始年齢の事実上の引き下げなど、歳出の拡大につながる政策は維持し、予算案の大幅な見直しは行わない方針を明らかにしました。 一方で、債務削減のために新たに国有財産の売却などを盛り込んだということです。 しかし、EUがこの予算案を認める可能性は低く、今後、EUはイタリアに対する制裁の発動に向けた手続きに入るとみられ、イタリアとEUとの対立が深まることは避けられない見通しです。
昨年夏以降、大地震が続いたイタリア中部で18日午前10時25分(日本時間同日午後6時25分)ごろ、強い地震が連続して発生した。米地質調査所(USGS)によると、震源はアマトリーチェの西北西約7キロ、震源の深さは約10キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は5・3。周辺ではその後も、最初の地震の約50分後にアマトリーチェの西南西5キロでM5・7、さらに約10分後に同じ付近でM5・6、同日午後2時半すぎにM5・2を観測するなど地震が相次いだ。 防災当局によると、新たな地震による犠牲者や建物への大きな被害は確認されていない。被災地では現在も、これまでの地震の被災者1万人以上が食事などの支援を受けている。アマトリーチェ近郊の住民によると、現地では新たな地震による停電が起き、積雪により家畜の世話が困難な状況にあるという。余震も続いている。震源地から約100キロ離れたローマでも揺れを感じ、地下鉄や
10月末で閉幕したミラノ万博。閉幕にあわせ博覧会事務局が選出した「展示デザイン」部門賞で金賞を受賞した「日本館」は大変な状況になっていた。毎日、洪水のように人が押し寄せ、並ぶのが嫌いなはずのイタリア人が、最長9時間もの行列を作っていたのである。テーマは「食」だが、いったいなにが起きていたのか。 【その他写真】万博「日本館」の壁面に展示された食材や食品の精巧な模型 ■行列を作れないイタリア人が9時間待ち! イタリア人は行列を作れない、という声は昔から聞かれる。レジ前に並んでいても、たちまち横入りされるし、美術館やオペラのチケット売り場には、行列のかわりに黒山の人だかりができる。そんなイタリアで今、椿事が起きている。 「われわれも、イタリアの方の国民性や気質からして、こんなにお並びになるとは思いませんでした」 と、驚きを隠さないのは、ミラノ国際博覧会、すなわち万博「日本館」の陳列区域政府
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