あの日から5日が経った。未だにシステムの不具合ではないかと期待している(嘘)一方、ショックも過ぎ去り来年度の科研費のリベンジのことで頭が一杯である。しかし「負けに不思議の負けなし」という野村克也氏の言葉もある。少し前にフミコフミオ氏のブログでも取り上げられていた。つまり負けには何らかの理由があり、その敗因の分析は極めて重要だということだ。ということで自分なりに科研費の敗因を探った。 一番大きかったのはやはり実績不足では無いかということである。 何より前回の科研費を2年計画にしたことが失敗であった。3年以上の計画にすると当然ながら1年あたりの金額は減少する。昨今の厳しい大学の財政状況から、3年以上の計画ではラボのお金がきついかと思って2年計画にした。しかし、この科研費の2年計画は業績を出し次の科研費につなげるには短すぎた。 科研費の申請書の締切が11月頭とすると、科研費の交付が始まってから約