有田芳生の『酔醒漫録』 ジャーナリスト、新党日本の副代表として挑む日本の根本的転換。その眼から見た日々の雑感を綴ります。「酔醒」は中国の「梁書」にある「酒を飲むこと能はざるも、賓客交遊を好む。終日獻酬して、其の酔醒を同にす」から取りました。 12月12日(月)ゆとりを持って泳ぐのは久しぶりだった。小さな疲れを感じるほど水のなかにいる心地よさ。映画「ルワンダの涙」のコメントを頭のなかで推敲する。地下鉄で神保町。政治記者たちと飲む。その一端はこういうもの。「安倍政権の支持率が落ち込んでいるけど、やっぱり造反議員の復党問題が影響しているようだ」「安倍にとっては構わないんですよ。なぜなら代わりになる人物がいないから。しかも民主党に政権が移るわけでもない」「それでも支持率の低下は政権運営に響くでしょう」「まだ明らかにできないけど、あることを打ち出すことになっている」「安倍政権を支えているのは誰なんだ