【バンクーバー=吉永亜希子】12日(日本時間13日)に行われたバンクーバー五輪の屋内施設のBCプレースで行われた開会式で、地下からせり上がる形の聖火台の一部が、動かなくなるハプニングがあった。 五輪史上初の屋内会場で行われた開会式とあって、聖火台は、舞台中央の地下から、計4本の氷の柱がせり上がり、互いに交差して中央の聖火台を囲むよう設計されていた。 ところがこの氷の柱の1本が起きあがらず、最後は3本の柱のみで交差させて完成させた。 開会式後に記者会見した総合プロデューサーのデビッド・アトキンスさんは「機械的な不具合が理由だが、原因はまだ不明。全世界に放送されている生の舞台であることが頭をよぎった。プログラムを変更することに全力を集中した」と振り返った。(吉永亜希子) パラリンピック 夏のロンドンにつなげたい…パラリンピック解団式 (3月23日 12:51) 【バンクーバー=山口博康】バンク