花譜が、3周年記念プロジェクト『組曲』第7弾として、長谷川白紙とのコラボ曲「蕾に雷」をリリースした。本楽曲は、長谷川白紙が花譜との会話からイメージを膨らませ、電気や雷というモチーフを音楽に昇華した楽曲。花譜による“電気の声”をサンプリングして楽器のように使用するなど、これまでにないアプローチを見せる実験的な音像となっている。 リアルサウンドでは、花譜と長谷川白紙の対談を企画。「蕾に雷」の制作秘話を発端に、トークを重ねる中で出てきた意外な共通点や、音楽にとどまらない質問合戦など、それぞれのアーティストとしての表現はもちろん、素顔まで垣間見える対談となった。(編集部) 「構造的な不安定さと芯の強さが同居している」(長谷川) 長谷川白紙 ーーお互いのことを知ったきっかけを教えてください。 長谷川白紙(以下、長谷川):クリープハイプの「おやすみ泣き声、さよなら歌姫」のカバーで初めて花譜さんの歌声を