額面、手取り、人件費、年収ランキング…これが本当の見方だ! 2006年12月26日11時35分 / 提供:MyNewsJapan 写真拡大 額面650万円から850万円にかけて負担率が急激に上がるのは、平成19年分から、「課税所得」195万円超で所得税率が5%から10%に倍増するからである。 来年から定率減税が廃止となり中間層の負担は重くなる。当局は、額面で650〜850万という層の厚い部分を逃さず、たくさん負担させる考えだ。そもそも日本では、第二次大戦中のどさくさのなかで戦費調達を目的として導入された「天引き」制度が未だ続いており、額面と手取りの違いを認識しずらい。さらに1人あたり人件費について理解している人はもっと少ない。雑誌の年収ランキングも、実態を表しているとは言いがたい。まずはそのあたりの疑問をすべて解消しよう。 【Digest】 ◇20代、30代はタテマエに騙されるな ◇我慢料