総務省が18日に発表した家計調査で、水戸市の平成25年の1世帯当たりの納豆購入額が、7年ぶりに日本一の座を奪還した。2人以上の世帯の購入額は5916円、単身を含めた総世帯では5273円といずれも全国1位。20日に開幕する「水戸の梅まつり」を前に飛び込んできた朗報に、「市を盛り上げるきっかけにしたい」と歓迎の声が上がっている。 ◇ 調査は県庁所在地や政令市などを対象に実施。県統計課によると、水戸市の納豆購入額(2人以上の世帯)は平成18年は1位だったが、19年には福島市に抜かれて2位に転落。その後も24年までは2~4位に甘んじていた。しかし、昨年は2位の山形市に347円差を付け、待望の首位に返り咲いた。 日本一の奪還に、天狗納豆で知られる笹沼五郎商店の笹沼隆史会長は「何年も1位になれなかったので、非常にうれしい。納豆の本場である水戸で、市民に納豆が食べられ