最近、マンガの世界にも異世界転生を銘打った作品が増えた。 嫌いなものを無理やり探しに行ってるつもりとかではなく、むしろ異世界転生作品が少ない方だったマンガから動かないでいたが、エンカウントする割合が増えた。 好きとか嫌いとか以前の問題として、雑な異世界転生作品にエンカウントする度に 「え?これは何が面白いの?」 とそもそも書籍化されている事実自体に困惑してしまう。 …と言っても、「あーあー異世界転生ね」「わかる」とか言ってくれるのは、最近の作品をキチッと見ているオタクだけだから、異世界転生ラノベをざっくりと定義しておく。 異世界転生作品の定義(あるある)・高確率で、現実社会では優秀ではなかった冴えないやつ…少なくとも普通以下が主人公。 ・異世界とか中世ヨーロッパ風と言いつつ、十中八九ドラクエを焼き写したような世界観。ひねってると、オンラインゲームの中だったり、少数部族のエルフや原始的な民族