家庭でインターネットを利用する際に使う接続機器のルーターの情報を盗み取り、無断でネットに接続するいわゆる「ただ乗り」をしたとして、松山市の男が電波法違反の疑いで警視庁に逮捕されました。家庭用ルーターのただ乗りで検挙されるのは全国で初めてです。調べに対し、男は容疑を否認しているということです。 警視庁によりますと、藤田容疑者は去年6月、国の許可を取らずに自宅に無線局を開設して、他人の無線LANのルーターのIDやパスワードを傍受するなどして盗み取り、無断でネットに接続するいわゆる「ただ乗り」をしたとして、電波法違反の疑いが持たれています。 警視庁は、パスワードが電波法上の無線通信の秘密にあたると判断し、立件に踏み切ったということで、家庭用ルーターのただ乗りで検挙されるのは全国で初めてです。 調べに対し、藤田容疑者は容疑を否認しているということです。 藤田容疑者は、ネットバンキングを利用していた