そのなかで多くの受講生に「読んでよかった」と評価された本を紹介しよう。 文章を書くための基礎体力をつけるために読むべき10冊だ。 ■野口悠紀雄『「超」文章法』(中公新書) プロのライターだからといって名文を書く必要はない。 それ以上に必要なものは、内容だ。 野口悠紀雄『「超」文章法』の第1章のタイトルは“メッセージこそ重要だ”。 メッセージというのは「読者にどうしても伝えたい内容」のこと。 そして、 “文章を書く作業の出発点は、メッセージの明確化である” “文章が成功するかどうかは、八割方メッセージの内容に依存している” と野口悠紀雄は説く。 メッセージ以外の文章の「見かけ」は二割以下のウェイトしかなく、「化粧」でしかないと記す。 この本は、「どうすればメッセージが見つかるか?」についても丁寧に答えている。 ただしそれは、(当然なのだが)“考え抜くしかない”という身も蓋もないものだ。 “考
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