京野菜として全国的に人気の九条ねぎが、去年10月以降、京都府内の農家の畑から少なくとも1トン以上盗まれていることが分かり、警察は、同一犯による窃盗事件とみて捜査しています。 捜査関係者によりますと、去年10月以降、京都市や城陽市、それに京田辺市や久御山町で、特産の九条ねぎが農家の畑から相次いで盗まれたということです。 京都府内の少なくとも5軒の農家で合わせて1トン以上の被害が確認され、被害の総額は100万円以上に上るということです。 独特の甘みややわらかさが特徴の九条ねぎは、ブランド食材として全国的に人気で、JA京都によりますと、おととしは、京都府内で年間1400トン余りが出荷され、7億円以上の売り上げがありました。 盗まれた九条ねぎは、いずれも根元から刈り取られるなど、手口が似ていることから、警察は、同一犯による窃盗事件とみて捜査しています。 京田辺市にあるJA京都やましろは、盗難が相次