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ブックマーク / mtg-jp.com (27)

  • 第44回:『ストリクスヘイヴン:魔法学院』ドラフト攻略|読み物|マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイト

    皆さんこんにちは! ポカポカと暖かい日が続き、春の到来を感じさせる季節になりましたね。春といえば学校は入学シーズン。マジックも『ストリクスヘイヴン:魔法学院』が発売されましたが、皆さんはもうお気に入りの大学を見つけましたか? 僕は昔から白黒が好きなので、今回はシルバークイルに入学しようと思っています! さて、今回も事前にMTGアリーナで『ストリクスヘイヴン:魔法学院』のブースタードラフトを行ってきましたので、そこで得た経験を皆さんに共有する記事をお送りしていきます。 トピック 『ストリクスヘイヴン:魔法学院』ドラフト環境のポイント 『ストリクスヘイヴン:魔法学院』収録メカニズムについて 『ストリクスヘイヴン:魔法学院』のトップコモン&アンコモン 『ストリクスヘイヴン:魔法学院』の注目アーキタイプ 最後に 『ストリクスヘイヴン:魔法学院』ドラフト環境のポイント それではまずは環境のポイントか

    第44回:『ストリクスヘイヴン:魔法学院』ドラフト攻略|読み物|マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイト
    Lian
    Lian 2021/05/06
  • セレズニア・エンチャント・ブリンク:そして犬(スタンダード)|読み物|マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイト

    犬の仲間は群れで暮らす動物。群れには序列があり、それは一般的な家庭と飼い犬も同じ。きちんとしつけができていれば、お宅のわんちゃんは序列では上位になる飼い主に忠実に従う賢い子になるでしょう。 まあ犬にも個性はありますから、手に負えないいたずら好きなんかもいるもんです。飼い主が目を離している間に、大事な眼鏡などのアーティファクトを壊されてしまった、なんて話は多元宇宙のそこかしこで耳にするものです、ハイ。 そんな暴れん坊な犬とともに暮らすのであれば、大人しくなるようにしつけ直すのも手ですが……いっそそれを個性だと、割り切ってあげることもまた大切です。壊されて困るものはきちんと彼らの手の届かないところに閉まって、いくらでも好きに噛みつき踏みつぶし投げ飛ばしてかまわない、壊れても良いおもちゃを与えてやるのも大事なことです。きちんと飼育しその個性を伸ばしてやれば、《やんちゃな犬》として対戦相手がコント

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    Lian 2020/12/02
  • デザイン演説2020|読み物|マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイト

    アメリカでは毎年、大統領が「一般教書演説/the State of the Union」と呼ばれるスピーチを行ない、その国の状態について語っている。2003年に私が主席デザイナーになったとき、私はマジックに関する同じようなことをする必要があると考えた。そして、毎年8月に、前年のデザインがどうだったかを分析する記事を書いている。これは第16回目の「デザイン演説」記事である。(私がこの記事を書き始めたのは、私が監督した最初のセットが世に出た年である2005年なのだ。) 過去の15の記事は以下の通り。 2005 2006 2007 2008 2009 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 この記事の構造は次の通り。まず最初に、前年のマジックのデザイン全体について語り、1年間の良かったところと教訓の両方を詳述してい

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    Lian 2020/08/23
    売上史上最多だったんだ
  • プレイデザインの教訓|読み物|マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイト

    皆さんこんにちは、私の名前はブライアン・ホーレイ/Brian Hawley、マジックのプレイデザイン・チームのリードです。日、我々はこちらでスタンダードにいくつかの禁止を告知しました。それに加えて、今年は多くのことが起きていたので、プレイデザインを代表して私は我々がどこにいるのか、そしてたどり着いた方法、学んだこと、そして次に向かう場所を通る少し時間を設けたいと思います。 我々の出発点 『戦乱のゼンディカー』に始まり『基セット2019』までの間、我々――そのころは開発部と呼ばれていました――は看板セット、ひいてはスタンダード・フォーマットのパワー・レベルを徐々に下げるように意識的に努めていました。この方向性における我々の第一目標は、そのほとんどが通常は競技プレイに十分な影響を与えない高コストのカードや効果のデザイン空間を広げることでした。 我々はこれらの目標を達成しましたが、利益を上回

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    Lian 2019/11/19
  • さらなるこぼれ話:『ラヴニカの献身』|読み物|マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイト

    先週、『ラヴニカの献身』に関する一問一答を始めた。良い質問が大量にあったので、今週もまた質問に答えることにしよう。 What new color philosophies were awarded to the guilds this time around? — Jake Boss (Host of MTG Tonight) (@JakeBossMTG) 2019年1月4日 Q: 今回、どんな新しい色の理念がギルドに与えられましたか? 『ラヴニカのギルド』と『ラヴニカの献身』では、2つの常盤木メカニズムが移動することになった。興味深いことに、その1つは黒から緑、もう1つは緑から黒への移動であった。これまでは赤が1種色、黒が2種色、緑が3種色だった速攻は、黒と緑が入れ替わり、緑が2種色、黒が3種色(主に墓地から戻ってくるクリーチャーと、赤や緑が通常持たない飛行を持つもののような特別なクリー

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  • プロツアー『ドミナリア』での両日ドラフト全勝|イベントカバレージ|マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイト

    彼の分析の第一段階は、プロの間での一般的な意見に沿うものだ。「まずこの第一段階で、このフォーマットがあまり速くないことがわかったんだ。だから、その次に『この2/2は使えないかな?』って考えるんだ。セットには2/2や2/3がかなり多いから、《小剣》や《馬上槍》は良いカードになるね。装備品を壊す手段は《焦熱の介入》や《壊れた絆》くらいに限られて、メインにはあまり入ってこないからね」 遅い環境というのは何を意味するのだろうか? バークハートは言う。「基セットのリミテッドでは顕著だったけど、2/2同士の戦闘でコンバット・トリックを使うのはあまり良くないだろうね。4/4で出てくる《ベイロスの大喰らい》や、それ以降の終盤向けクリーチャーが強いんだ。《セラの天使》はこの環境最高の1枚だし、《ウィンドグレイスの見習い》もいいね。」 どのセットであっても、個々のカードではなくセット全体のメッセージは何かを

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    Lian 2018/06/03
  • 終わりなき銀枠物語 その1|読み物|マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイト

    Mark Rosewater / Tr. YONEMURA "Pao" Kaoru 2017年11月6日 『Unstable』のプレビュー第1週は来週だが、語るべき話が多すぎるので1週早く始めることにした。つまり、今週はメカニズム的な話は一切しないが、それでもなお来週までにこのセットに最終的に残ったものを作り始めるところまでたどり着けないほどの話があるのだ(少なくとも、印刷に到った形にはなっていない)。それを踏まえて、いよいよ『Unstable』のデザインの話を始めよう。 『Unstable』はマーク評議会のお陰で存在している。衆知の通り、マジックに関わっているマークは多い。開発部だけで、私、マーク・ゴットリーブ/Mark Gottlieb、マーク・グローバス/Mark Globus、マーク・ウィンターズ/Mark Winters、マーク・ヘゲン/Mark Heggen。ブランドにはマーク

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    Lian 2017/11/08
  • バタフライ効果|読み物|マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイト

    Gavin Verhey / Tr. Yuusuke "kuin" Miwa / TSV testing 2017年10月5日 あなたは家を出て、近くを散歩することにした。左と右、どちらに向かおうか? どちらに行っても、最後には家に戻ってくる。どちらを選んでも変わりはなさそうだ。しかし、どちらかには向かわなければならない。さて、どうしようか? もちろん、向かった先で何が起こるかは分からない。 左に向かうと、ちょうど隣の家の女性が帰宅したところかもしれない。そして「一緒に散歩しましょうか?」と誘われるかもしれない。 一緒に行くことになれば、近くのベースボール広場で子供たちがリトルリーグをプレイしているところを見かけて、そこにケニアから養子に来た弟がいることを彼女から聞かされるかもしれない。 さらに尋ねれば、その時の写真を見ないかと誘ってくれるだろう。 それから9か月後、ケニアのことがまだ気に

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  • デザイン演説2017|読み物|マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイト

    Mark Rosewater / Tr. YONEMURA "Pao" Kaoru 2017年8月28日 主席デザイナーになったとき、私は毎年その前年を振り返り、デザインについての感想をまとめる記事を書こうと考え、それを「デザイン演説」と名付けた。これはアメリカ大統領の一般教書演説になぞらえたものである。今回が13回目の「デザイン演説」記事となる(私が主席デザイナーになったのは2003年だったが、この記事を初めて書いたのは2005年、私の監督した商品が世に出た年である)。これまでの12回の記事へのリンクは以下の通り。 2005 2006 2007 2008 2009 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 この記事は3つの部分に分かれている。まず1年全体の総括を行ない、それから前年の2ブロック(『カラデシュ』と『アモンケット』)それぞれについて語

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    Lian 2017/08/29
  • レアの話をしよう|読み物|マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイト

    Gavin Verhey / Tr. Yuusuke "kuin" Miwa / TSV testing 2017年7月6日 あなたがマジックのイベントに興味のあるプレイヤーなら(この記事を読んでいるということは、多分そうだろう!)、今週末は行きつけのお店で『破滅の刻』のプレリリース・イベントに参加できる素敵な機会がある。(そして「プレリリース」という言葉にピンとこないなら、プレリリースの案内記事を読んでみてくれ。そして参加できそうなプレリリース開催店を探してみよう!)私が好きなマジックのイベント、と一口にいってもさまざまな種類があるが、プレリリースのようなものは他にはない! そうだ。だからイベントに参加しよう。見栄えのするプレリリース・キットを手に入れて、お店の開始の合図とともに(合図と言えば旗だけど、実際に旗を振るのも格好良さそうだ)箱を開封する。手を素早く箱に突っ込んでパックを取り出

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    Lian 2017/07/07
  • 先手必勝|読み物|マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイト

    Gavin Verhey / Tr. Yuusuke "kuin" Miwa / TSV testing 2017年3月23日 先制攻撃。それはマジックが始まったときから存在していたメカニズムだ。 《白騎士》と《黒騎士》という伝統的な対立像から《Lance》のようなカードへの知られざる進出までを含め、先制攻撃は確かに存在していた。それは1993年から今までずっとあり続け、変わることなく先にダメージを与え続けている。 そして23年以上行われ続けているゲームプレイから得られるのは、このメカニズムについて学ぶための重要な教訓だ。その中には第一印象......ファースト・インプレッション(あるいはファースト・ストライク)では分かりにくい教訓もある。 少し前に、飛行というメカニズムとその多様な扱い方について、「飛行という発明」という記事を書いた。今日は、先制攻撃について同様に解説していこうと思う。

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  • プロツアー『霊気紛争』1日目ドラフト全勝者たち|イベントカバレージ|マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイト

    今大会も出だしの3回戦を終え、54人のプレイヤーが全勝で切り抜けた。彼らは新たな『霊気紛争』/『カラデシュ』ドラフト環境にてひと際優れた無敗デッキを組み上げ、日のドラフト部門で最高成績を収めたのだ。当然、彼らのデッキや戦略、好みの色の組み合わせやシナジーに興味が湧くというものだ。 初日全勝のドラフト・デッキで最も多く採用された色は緑だった。54人のうち26人がメイン・カラーとしており、続けて白、赤、青、黒の順に使用された。 全勝者たちの中で最も人気を集めたアーキタイプは「緑白『紛争』」であり、「青赤『即席』」がそれに続いた。緑をメイン・カラーに据えた組み合わせはどれも成功しているが、一方「白黒」や「青黒」は全勝者が少なく、そして「黒赤」は最も少ない数に留まった。とはいえ、10種すべての色の組み合わせが少なくとも3人の全勝者を輩出している。 もうひとつ、先日リミテッドで行われたグランプリ・

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  • プロツアー『霊気紛争』 ドラフト・ラウンド全勝者たち|イベントカバレージ|マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイト

    2日間にわたって『霊気紛争』/『カラデシュ』ドラフトで全勝を果たしたのは4名――世界選手権2006王者の三原 槙仁とプロツアー・トップ8入賞2回の市川 ユウキ、グランプリ・札幌2002でトップ8に入賞した廣澤 遊太、そして2013-2014年シーズンのプレイヤー・オブ・ザ・イヤーであるジェレミー・デザーニ/Jérémy Dezaniだ。 彼らが2日間で組み上げた合計8つのデッキには、特筆すべき関連性がいくつかある。まず色の選択において赤が緑を上回っている点。また「赤緑」の組み合わせが3つを占めており、最も人気を集めた。それから、土地の採用枚数は平均16枚を超えた。「この環境では16枚以下がベストだ」という意見が多くの支持を受けていたにも関わらず。 最も多く採用されたカードは《高峰の注入》であり、合わせて5枚見受けられる。続けて《霊気追跡者》、《僧帽地帯のドルイド》、《怒れる巨人》、《凍り付

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  • 霊気の道 その2|読み物|マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイト

    Mark Rosewater / Tr. YONEMURA "Pao" Kaoru 2017年1月23日 デザイン時によくやるクールなことの1つが、プレイヤーがやがて発見できるよう、一見して明らかだとは言えない機能を忍ばせることである。これが非常に重要な理由は、プレイヤーは自分が個人的に関係していると感じたものに情緒を感じるものであり、その関係性を作り出す助けとなる方法の1つが、プレイヤーに何かを発見できる可能性を作り出すことなのだ。そうすることで、それは単に我々が作ったものではなく、彼らが見つけ出したものになるのである。このカードで使った手法について説明することでこの目標は台無しになってしまうのだが、舞台裏を覗けるようにするために手品師のタネをお見せしよう。 「1回で終わり」にするために、特に低いレアリティで大量の紛争カードが必要だった。つまり、1回だけ発生し、それ以降は意識しなくてもい

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  • 霊気の道 その1|読み物|マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイト

    『霊気紛争』のプレビューが終わり、いよいよカード個別のデザインの話を始めることになる。話すことは多いので、さっそく始めよう。 自動機械サイクル 『霊気紛争』には、アーティファクト・クリーチャーのサイクルが存在する。それぞれ、不特定マナで唱えることができ、有色マナを使ってその色のカラー・パイに属する効果を持った起動型能力を持つアーティファクト・クリーチャーである。このサイクルの存在にはいくつかの理由がある。 1つ目に、『霊気紛争』は『カラデシュ』に比べていくらか強い「アーティファクト関連」テーマを持つので、アーティファクトをデッキに入れさせる理由があった。リミテッドではクリーチャー以外の枠が限られているので、アーティファクト・クリーチャーはアーティファクトの数を増やす上で役に立つのだ。 このサイクルは、対応する色を使っているプレイヤーに魅力的になるようにデザインされているが、デッキにアーティ

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    Lian 2017/01/24
  • 『カラデシュ』のメカニズム|読み物|マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイト

    『マジック・オリジン』にて、チャンドラ・ナラーは彼女の故郷の次元を私たちに垣間見せてくれました。しかし皆さんもこれからすぐに、さらに多くを知ることになるでしょう。独創性が尊重されるこの世界では、技巧を凝らした見事な発明品が大流行しています。そのため今回のプレビュー・シーズンでも、学ぶべき技術革新がたくさんありますよ。この記事では、『カラデシュ』の主要な新メカニズムをすべてお披露目します。ですがその前に、まずはちょっとした言い回しの変更からご紹介しましょう。 どうぞお楽しみください! 生成する 『カラデシュ』より、皆さんは新しいルール用語を目にすることになります。それが「生成する」です。これは、「トークンを戦場に出す」ことを意味する新たなテンプレートです。その効果自体は何も変わりません。トークンはこれまでと同様に戦場に出ます。皆さんもこれまでに、「飛行を持つ無色の1/1の飛行機械・アーティフ

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    Lian 2016/11/18
  • 投了します|読み物|マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイト

    Gavin Verhey / Tr. Yuusuke "kuin" Miwa / TSV testing 2016年10月20日 二文字の、重く短い言葉。 対戦相手に言われれば勝ちを意味し、自分が言えば負けを認めたことになる言葉。 投了。 その言葉を告げると、プレイヤーは自分が広げていたカードをかき集めてまとめ上げる。誰もがそれを聞き、誰もがそれを告げたことだろう。 ある人々は「決して諦めないし、降参もしない!」という旗の下、誇りをもって戦う。そうではなく、致命の一撃をらう前に淡々とカードを片づけ始める人々もいる。 しかし、これは単なる言葉では終わらない。飛行クリーチャーが致命的な攻撃を仕掛けてきたときに言う一言、という程度の意味ではないんだ。マジックでは、ほとんどのものが戦略的意味合いを持つ――そして、投了も例外ではない。 投了すべき時とは? 戦い続けるべき状況とは? そうすることに、

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    Lian 2016/10/21
    なるほどなー
  • 決勝:八十岡 翔太(日本) vs. Carlos Romao(ブラジル)|イベントカバレージ|マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイト

    by Masami Kaneko 2016年10月16日 一体誰が、この決勝戦の組み合わせを予想しただろうか。一体誰が、こんな結末を想定していただろうか。 2016年、秋。プレインズウォーカーたちは、『カラデシュ』の世界を訪れた。人々は、そしてプレインズウォーカーたちは、さまざまな「発明」を行い、そしてこのスタンダードの世界の明日を発明(ひら)いた。 多くのプレイヤーが、この新たなるスタンダードをこう形容していた。「まるで、モダンのようだ。」 いわく、「攻めが多角的過ぎる。」 いわく、「やりたいこと押し付けたほうの勝ち。」 いわく、「受けるカードが弱すぎて、全部は受けきれない。」 そして同じように口を揃えたのは、「この環境、コントロールは無理」。それが、彼らの結論だった。 一面ではそれも間違っていなかっただろう。確かに、環境はアグロとコンボ、遅くともミッドレンジまでで埋め尽くされた。《霊気

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    Lian 2016/10/18
  • ヘイトドラフトするべからず|読み物|マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイト

    Gavin Verhey / Tr. Yuusuke "kuin" Miwa / TSV testing 2016年7月28日 少し前に、ドラフトの途中で色を変える場合についてのコラムを書いた。様々な状況で《大天使アヴァシン》が出現した場合に、どういったことが起こるのか、というものだ。例えば、3パック目を開封したところ《大天使アヴァシン》が入っていたが、デッキで使える可能性がない場合、何ができるだろうか? これはかなりの議論を引き起こした――そして、私にとっては当に驚くような意見が浮かび上がってきた。一定数のプレイヤーが、プレイできようができまいが《大天使アヴァシン》を「ヘイトドラフト」する、という意見だったのだ。 そこで今日は、ヘイトドラフトについての話をしたい。 私のスタンスは極めて明確だ。ヘイトドラフトをしてはいけない。 ヘイトドラフトという言葉を聞いたことがないかな? ブースター

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    Lian 2016/07/29
  • 20の年、20の教訓 その2|読み物|マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイト

    Mark Rosewater / Tr. YONEMURA "Pao" Kaoru 2016年6月6日 今年の「Game Developers Conference」で、私は20年間続けてきたマジックのデザインについて、そしてマジックから得た多くの教訓について話した。先週、今週、来週の3回に渡り、その発表と話した教訓を記事にしている。先週は最初の6つまで終わったので、今週は7個目から始めることになる。 教訓#7 この話はウィスコンシン州ミルウォーキーに向かう飛行機の中から始まる。私はウィザーズの多くの人と一緒に、アメリカ最大のゲーム大会、Gen Conへ向かっていた(このイベントは当時ミルウォーキーで開催されていた)。私は、残念ながら今年世を去ったクリストファー・ラッシュ/Christopher Rush(クリス)の隣に座っていた(私はポッドキャスト1回分を使って彼を追悼している。涙なしに

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