ThinkPadの開発に深く携わり、現在はレノボ・ジャパンの取締役副社長として研究・開発を担当する内藤在正氏にThinkPadの20年の歩みについて聞いた。聞き手は角川アスキー総合研究所の遠藤諭 今年20周年を迎えたThinkPad。1992年に登場したThinkPad 700Cからデザイン・機能の両面で変わらない価値を提供してきた。一方で、今年はシリーズ初となるウルトラブック「ThinkPad X1 Carbon」も登場。キーボードも伝統の7段配列から新しい6段配列に一新され、今後の20年を切り拓いていく新しい価値を模索していく段階にもある。 初代のThinkPadはどのような経緯で生まれ、どのような進化を遂げたのか。そして日本でノートブックを開発する意味は? ThinkPadシリーズの誕生からその進化の歩みの中で、その開発に深く携わってきたレノボ・ジャパンの取締役副社長 内藤在正氏を、
800ページで世界史を概観できる名著。 「シヴィライゼーション」という文明のシミュレーションゲームがある。暇つぶしのつもりで始めたのに、暇じゃない時間まで潰されてしまう危険なゲームだ。マクニール「世界史」もそう。それからどうなる?なんでそうなる?に次々と答えてくれる本書は中毒性が高く、読むシヴィライゼーションといってもいい。 ゲームのように面白がれないが、ゲームのように熱中して、マクニール「世界史」の最新完訳版を読む。世界で40年以上にわたって読み続けられており、blog/twitter/tumblr でスゴいスゴいと噂には聞いていたが、たしかに素晴らしい。何が良いかっていうと、「眠くならない歴史」であるところ。 話は少しさかのぼる。流行に乗っかって教科書開いたはいいが、あれだね、睡眠導入剤として最適だね、山川世界史。パブロフのなんちゃらのように、開いた途端、急速に眠くなる。「メソポタミア
僕は今まで世界史を全く勉強せずに生きてきました.大学受験時代は,ただの丸暗記教科と見ないしていて興味がわからなかったのです. しかし,今は,現代というものがどういうコンテキストの中に埋め込まれているかを知るための知識であると認識するに至りました.未来の予測は各人が頭を絞っていくしかないと思うのですが,今と過去の把握は勉強である程度どうにかなるものです.そして,過去と今を知ることは,未来を予測する助けとなると考えるに至りました. そのような問題意識を踏まえて,教科書にあるような過去から時系列順に学んでいくスタイルではなくて現状を分析するための知として世界史に興味を持っています. こういった僕の興味を含めて,民族紛争や政治経済の問題に関してコンテキストを含めて理解できるようになる本を紹介していただきたいと思います. あと,細かい条件を述べておきます. -知識がなくても読める本が好ましいです.
ストーリー by hylom 2009年09月29日 14時45分 日本ならADSLとかiモードとかYahooとか? 部門より ZDNet Japanにて、IT史上の重大事件――トップ10と題した記事が公開されている。 タイトルのとおり、記事ではITの歴史のなかで重大と思われる10個の事件が挙げられている。詳細は上記の記事を参照して欲しいが、ARPANETの登場や「二枚貝型」のノートPCの登場、Linus Torvalds氏によるLinuxの開発、Windows 95の登場といった、確かに納得できるものから、UNIXの創造やNapster、Wikipediaなど、人によって意見の割れそうなものも含まれている。また、この記事は米国初の記事であるため、日本での話になるとまた違うかもしれない。 /.Jユーザー諸氏が考える、IT史上の重大事件トップ10とはなんだろうか? ちなみに、記事内で挙げられ
Internet Explorer 4.0(以下、IE4)が登場したのは、10年以上前の1997年10月のこと。いま改めて IE4 の資料を調べてみたところ、当時の Microsoft が目指していたものが見えてきて面白かったので、ここに記しておく。Windows 95 + IE4生の Windows 95 に IE4 インストールすると、OS そのものの見た目が変わってしまったのが印象的だった。見た目だけでなく、エクスプローラの操作性が変わるなど、IE4 は Windows 95 SP1 といってもいいぐらいの位置づけだった。中でも目を引くのが、画面右側に登場する「チャンネル バー」だ。このチャンネル バーは、IE4 の目玉新機能のActive ChannelActive Desktopを象徴したツールとなっている。お気に入りを発展させた Active Channelまずは Active
思うところがあったので書いておく。 超ライトオタクの誕生 http://d.hatena.ne.jp/tokigawa/20081215/p3 僕の実感としては、本格的にオタクがライト化というか、オタクじゃなかったオサレな人達がいっぱいオタク文化に参入して来ているんだなと本当に思うようになってきた。 記事では『ユリイカ』の初音ミク特集の記事から濱野智史(id:shamano)やテクノウチの発言を引用し、今までオタク文化に見向きもしなかった「オサレ」な人間たちがライトにオタク文化を消費し始めていると書いてある。この記事だけでなく色々な場所で言われ始めた言説だ。 このように言われていることに一抹の危機感を感じたので本記事を書くことにする。 タイトルで「ぬるオタ」と書いたのは正確には間違っている。要するに「オタク文化も消費するサブカル系の人間」のことだ。しかし、オタク文化にどっぷり浸かっているガ
初めての武士政権を樹立した平清盛は公家社会の頂点に立つことで、覇権を握った。その平氏政権を倒した源頼朝は、武家社会の頂点に立ちながら国を統治した。 朝廷から独立した「幕府」の誕生だ。頼朝は鎌倉幕府初代将軍であり、江戸幕府崩壊までの700年に渡って続く幕府中心社会の始祖といえる。 武士として覇業を成し遂げた頼朝の「顔」というと、誰もが思い浮かべる肖像画がある。教科書でもおなじみの国宝「絹本著色伝源頼朝像」だ。黒い束帯を身にまとう、りりしい姿は武士の頂点に立った男の顔にふさわしい。 この頼朝像は同じ構図で顔の向きが違う平重盛像、藤原光能像とともに「神護寺三像」と呼ばれている肖像画シリーズの一つ。絵自体に作者や像主を示す証拠はないが、三像が3氏であるとする通説は寺伝に残る記述の数々を根拠に生まれ、語り継がれてきた。 「神護寺略記」などによれば、三像以外にも後白河法皇像と平業房像の肖像画が
「The Secret History of Silicon Valley」というビデオがありました。 Steve Blank氏が2007年12月18日にGoogle社内で行った講演でした。 Google TeckTalksとして講演内容が公開されています。 シリコンバレーの歴史に関しての講演です。 56分の講演です。 以下、要約です。 講演では、多くの写真やビデオが紹介されています。 誤訳などが含まれている可能性が高いので是非元ネタのビデオをご覧下さい。 私は歴史家ではない。 間違っている認識があるかもしれない。 話の多くは公開された文献から引用している。 シリコンバレーには4つの波があった。 Defense(防衛)、Integrated Circuits(集積回路)、Personal Computers(パソコン)、Internet(インターネット)。 シリコンバレーにいる全員が、その
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