今年から8人制のサッカーとなった全日本少年サッカー大会の決勝を、一部ダイジェストでしたが日テレでやっていたので見てみました。 冒頭の田嶋副会長のインタビューでは、より多くボールに子供たちが触れるようにし、個人で打開する能力をつけさせる意味で採用したと語っておられました。 確かにこの試合でも柏の中村俊太君が、卓越したフィジカルと打開力でハットトリックを記録した事が勝敗を決したのは事実ですが、個人的にはそれとは逆の、オシムサッカーに通じる部分が求められるシステムではないかとの感想を持ちました。 何故かというと、8人制でのフォーメーションは、3-3-1や2-3-2といった形になる事が多いのですが、この人数では守備時にスペースをゾーンで埋め切る事が出来ないために、オーバーラップによって確実に攻撃で数的優位を作ることが出来るんですよね。逆に、オーバーラップをした場合のリスクも11人制より高くなり、そ