第一生命経済研究所の熊野英生氏が、厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」を用いて試算した。雇用される労働者の賃金を性別や年齢、職種などで分類される同調査から大卒、男女計、一般労働者の所定内給与の変化を調べた。 2020年と2025年を比較すると20~30代の賃金水準はいずれも10%超上昇。中でも20~24歳は15.8%と最も高い伸びを示し、それ以降は緩やかに下降線をたどり、45~49歳は5.0%の上昇だった。50~54歳は唯一マイナス1.3%に落ち込んだ。55~64歳は再び上昇しており、50~54歳だけ賃上げの恩恵を受けていないことが裏付けられた。

