富士通は23日、NTTドコモから26日に発売される「F−04B」の発表会を開催した。ディスプレイ部分とキーボード部分を切り離すことができ、世界初の「セパレート型」の携帯電話としている。インターネットを閲覧しやすいなどとして、利便性を武器に新たなニーズを取り込む考えだ。 新製品は、9.8インチの薄型フルタッチディスプレーと、キーボードを一体化させている。両部分に通信機能が付いており、切り離すことでディスプレー部分でネット閲覧をしながら、キーボード部分で通話をするといった利用ができる。ディスプレー部分にはカメラが搭載されており、キーボード部分を使ってリモコン操作で撮影するといった使い方も可能だ。 サイズは、114ミリ×51ミリ×20ミリで、重さは約169グラム。想定販売価格は6万円前後。 富士通の佐相秀幸・執行役員常務は同日の会見で「携帯電話向け高速通信サービス(LTE)が今年末にスタートする