タグ

ブックマーク / www.nippon.com (3)

  • 創業以来最大の赤字:朝日新聞社で今、何が起きているのか

    インターネットの普及で紙媒体の衰退が著しい。中でも新聞業界の苦境は深刻だ。業界の雄として長年君臨してきた朝日新聞社とて例外ではない。2020年度決算では創業以来最大となる大赤字を記録、早期退職者の応募には数多くの社員が応じるなど、かつてない激震が築地社を襲っている。一体、朝日新聞社の中で何が起きているのか。同社OBがその内幕を明かす。 デジタル化の波に乗り遅れた朝日 朝日新聞社に「エー・ダッシュ(A’)」という社内報がある。季刊で発行される60ページほどの冊子だ。新規事業の説明や職場の話題などが紹介されている。2021年の夏号は、新聞の電子版など同社が力を入れるデジタル事業の特集を組んでいるが、時代の波に翻弄(ほんろう)される大手プリントメディアの苦悩や窮状が紙背からじわりとにじみ出す内容になっている。 社内報の冒頭は、新社長が21年6月の株主総会に報告した20年度決算や個別の事業報告に

    創業以来最大の赤字:朝日新聞社で今、何が起きているのか
  • レゲエ界に革命を起こしたリズム「スレンテン」は日本人女性が生み出した:カシオ開発者・奥田広子さん

    80年代半ば、レゲエ音楽にデジタル革命をもたらし、“モンスター・リディム”と称される「スレンテン」。その誕生の裏側には、カシオ計算機(社:東京都渋谷区)の電子キーボードと新卒の女性開発者の存在があった。スレンテンのルーツ・奥田広子さんが、初めてベールを脱ぐ。 スレンテンのルーツはカシオトーンの音源 ジャマイカのシンガー、ウェイン・スミスの『Under Mi Sleng Teng(アンダ・ミ・スレンテン)』は、レゲエの世界に革命をもたらしたと言われる。友人のノエル・デイヴィーと2人で、カシオの電子キーボードを使って作曲したダンスホール・レゲエだ。1985年に大ヒットすると、デジタル音の心地よく、常習性のあるリズムは、またたく間に世界中に広がっていく。 レゲエでは、ドラムとベースのリズム体を「リディム」や「バージョン」、「オケ」などと呼び、これを繰り返すことで曲に鼓動を生む。同じリディムで複

    レゲエ界に革命を起こしたリズム「スレンテン」は日本人女性が生み出した:カシオ開発者・奥田広子さん
  • 外国人との「共助」で災害を乗り越える : 防災情報の多言語翻訳だけでは足りないこと

    製造業やサービス業を中心に、日では多くの外国人労働者が活躍している。さらに、訪日外国人数も3000万人を超えた。地震や台風などの災害の多い日では、外国人も含めた防災対策を考えていく必要がある。 グローバリゼーションの進展で、日に居住・滞在する外国人は毎年増加している。最近は外国人観光客の増加も著しい。そのような中、滞在先の地域で、地震や台風、洪水など様々な災害に遭遇する外国人も増加している。自然災害の多い日では、外国人住民、観光滞在者を含めた防災対策を考えていく必要がある。ここでは、外国人を交えた地域防災を、その意義と課題からみていきたい。 1. 外国人を交えた地域防災は、何のために行うのか? 外国人を交えた地域防災は何のために行うのか?そこには、大きく2つの意義がある。 一つ目は、観光客や短期滞在者も含めて、来日する外国人に向けての「日の広報活動」である。今後予定される様々な国

    外国人との「共助」で災害を乗り越える : 防災情報の多言語翻訳だけでは足りないこと
  • 1