首位攻防戦に連勝。中日がついにヤクルトとのゲーム差を2・5に広げ、 いよいよ球団史上初のリーグ連覇が現実味を帯びてきた。 落合博満監督(57)が退任を発表して以降の奇跡的な快進撃は、案の定というべきか。 8年間の長きにわたる独裁政権と決別できるナインの“解放感”のようだ。 「あの監督と野球をやるのはあと何試合…」。ある選手は、こう言って決別までのカウントダウンを 楽しんでいるという。計り知れない重圧から解放される喜びからナインは躍動。 連覇へ突き進んでいるというのだ。 「あのチームには閉塞(へいそく)感が漂っている」と公言したのは、巨人・原監督だった。 09年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)第2回大会では選手を1人も派遣しなかった 落合監督に対し、日本代表の原監督は不快感を隠さなかった。 WBC連覇を達成、シーズンでもリーグ3連覇をした際に、ついに本音を吐露したものだ。 チー