新潮エンターテインメント大賞は第8回の今回で幕を下ろすことになったが、その最後の受賞作である。全国に47カ所、自殺センターが出来ている日本が舞台。自殺志願者は5回の面接を受け、それでも気が変わらなかったときに死ぬことが出来る。ある事件をきっかけに自死管理法案が国会を通り、このシステムが作られた――との設定だ。土井洋介34歳無職がこのセンターを訪ねるところから本書は始まるが、彼の自殺の動機は早い
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く