日本人の食にとって絶対に欠かすことのできない醤油。関東圏の醤油がしょっぱめのものが多いのに対し、九州圏・沖縄などの刺身醤油は甘いものが多い。双方出身者にとって、このギャップはなかなか埋め難く、「食の違い」を語る際によく話題になる。 しかし、この醤油の味の違いについて、明確に答えられる人はそう多くはおらず、漠然とした認識を持つ人が大半ではないだろうか。 そこで今回は、今年で140周年を迎えるという佐賀県の老舗醤油メーカー・宮島醤油の担当者の方に話を聞き、この秘密についてご紹介したい。 九州の醤油が「甘い」ルーツは、長崎出島にあった!? 九州の醤油が甘いのは、長崎に起源がある? 明治15年(1882年)に佐賀県唐津市で醤油と味噌の醸造所として始まった宮島醤油。現在は醤油や味噌だけでなく、レトルト食品、スパイス、焼肉のたれといった調味料も製造・販売している。また、自社商品の他にも他メーカーからの
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