ベルンで開催されているフィギュア欧州選手権、競技最終日の1月29日に、スイスのサラ・マイアー ( 26歳 ) が女子シングルスで初優勝を飾った。 前日のショートは3位。フリーのエントリーは最後で、マイアーの劇的な逆転優勝となった。 ランビエールのお祝い フリーの演技には黒い衣装で臨み、きりっとした印象を与えながら、3回転ジャンプを5回決めるなど力強い舞いを披露。ミスはほとんどなく、美しいピルエットのエンディング直前に感情がこみ上げて表情が崩れた。そして、演技が終わると黒い手袋をはめた両手で顔を覆った。 満足のいく演技ができただけではなく、これはマイアーの競技生活最後の演技でもあった。しかも、自国スイスで開催された欧州選手権大会。観客はマイアーの一挙一動を見守り、拍手の嵐を何度も送った。マイアーはこの後プロに転向し、ショーの中で銀盤を舞う。 すでにプロに転向したステファン・ランビエールも会場
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