若いころから古典落語を聞くのが好きでした。 ちなみに小泉進次郎さんも古典落語が好きだそうで。 古典落語には今現代忘れかけた人情があります。 長屋に住む人々は皆家族。 誰かが病気をすると皆で心配したり、世話したり。 特に学があるわけでもなく、徳が高いわけでもない。 ちょっと抜けていて愛嬌のある そんな人たちの集まり。 今はどうでしょう。 下手に世話を焼くと「うざい」と思われる。 親切心があだとなる。 だから 関わらない。 ちょっと寂しい気持ちになります。 そんな時 古典落語の世界にお邪魔したくなります。 その中からいくつかご紹介。 船徳 道楽が過ぎ、勘当になった大店(おおだな)の若旦那がひいきの船宿に転がり込む。 迷惑なのは船宿のご主人。 この若旦那 何もせず只ゴロゴロしているだけ。 船頭が出払っている時にお客が来て断るんですが、どうしてもということなのでしかたなく若旦那を船頭に仕立て上げ送
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