こう暑い日が続くと、冷たい生菓子を食べたくなる。 私の中では葛桜(くずざくら)が最上位右手に位置する。 半透明のぷるるん感と中に透けて見えるこしあん。 桜の葉のきれいな緑が、みずみずしい世界を深めている。 上質のものはもはやアートだと思う。 仕事で兜町に行くついでに、大正10年創業の茅場町「伊勢屋」をのぞいてみた。 かつて江戸の中心地だった一帯にひっそりと暖簾を下げている。 豆大福と栗どらやきがここの目玉だが、季節感のある「「葛桜(くずざくら)」(税込み200円」が目に飛び込んできた。 一瞬、涼風が脳内を吹き抜けていった。そんな感じ。 見事な葛桜で、一目ですぐれモノとわかった。 隣の「水まんじゅう」(同 200円)も流し目を送ってきた(気がした)。 豆大福は売り切れていたが、この二つで十分。「栗どらやき」(同180円)も買い求めたが・・・あんこ好きのサガ。 自宅に戻ってから、冷蔵庫で約1時
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