新幹線のぞみ34号(N700系、16両編成)の台車に破断寸前の亀裂が見つかった問題で、JR東海はこの台車と同じように鋼材が薄く削られたり、傷がついていたりした川崎重工業製の台車を年内にJR東海子会社の日本車両製造製に取り換える方針を決めた。不具合のない台車を使用している車両は使い続けるが、今後、川重から車両を購入する予定はないという。 一方、同様に台車の交換を進めているJR西日本は川重を「信頼できるパートナー」として、これまで通り購入する予定。取引がある他の4社からも買い入れる。今回の問題に伴う交換費用は川重が負担する。 東海道・山陽新幹線の台車の…