浜松市文化財情報/Vol.66 Vol.66 平成25年7月15日 企画展『浜松の渡来文化と埴輪群像 ~二本ヶ谷積石塚群とその時代~』開催! この企画展示は、二本ヶ谷積石塚群が今年3月に県指定史跡に指定されたことを記念して開催するものです。積石塚をはじめとする朝鮮半島からの渡来文化に関する市内の資料とともに、近年の発掘調査等によって資料が増えている市内の埴輪を展示します。 二本ヶ谷積石塚群出土遺物 展示紹介1 ~渡来文化~ 二本ヶ谷積石塚群(浜北区染地台)が築かれた5世紀代には、朝鮮半島から多くの人々が渡来して、新たな技術や文化が日本列島に伝えられました。本展示では、渡来系集団の墓と考えられている二本ヶ谷積石塚群やその周辺の古墳、同時期の集落跡である山ノ花遺跡(東区恒武町)の出土品を中心に、陶器生産、鍛冶、機織乗馬など当時渡来した文化に関する資料を紹介します。現代の私たちの生活にも影響を与