かなり昔、一度だけ、1月か2月に滝修行なるものへ行ったことがある。 所感を簡潔に述べると、 極寒。 無意味。 非科学的。 下手したら脳梗塞か心筋梗塞。 結局、ヒドい思いをしただけで、行っても何にもならなかった。 その時に撮ってもらった写真をあとで見たら、顔も唇も青紫色、私の苦悶の表情と言い、自分の顔を初めて死人の顔だと思って驚いたことが深く印象に残っている。 私が苦しんで死んだ時はこんな顔をしているのか、と思わされたものだ。 それほどの苦痛であった。 ちなみに、その時は私の意志に関係なく強制的に参加させられたものであった。 滝修行ならぬ滝体罰である。 少なくとも、ああいうものは人に無理やりさせたり、させられるものではない。 自ら意図をもってトライしてこそ、意味のあるものであり、身に付くものである。 当然のことである。 そのアンチ滝修行の私が、この冬、ツアーにトライしてみようと頭をよぎったの