インドのハイデラバード(Hyderabad)で、女性をドメスティックバイオレンスから保護する法律の見直しに反対する女性。(2008年2月19日撮影)。(c)AFP 【4月4日 AFP】世界保健機関(World Health Organization、WHO)は4日、世界10か国のドメスティックバイオレンス(DV)被害に関する調査結果を発表した。被害者の女性は、パートナーの男性に振るわれた暴力によって外傷が完治した後も長期間にわたりさまざまな形で苦しんでいることが明らかになった。 今回の調査は、発展途上国でのドメスティックバイオレンスの実態に初めて踏み込んだ分析を行ったもの。調査が実施されたのは、都市や農村部など15地域。うち8地域では、DV被害に遭った女性のうち7人に1人が、パートナーによって今までに5回以上にわたって深刻な傷を負わされたと述べた。 WHOの調査によると、暴力や性的虐待は流