『サカつくDS ワールドチャレンジ2010』のAIはどのように動いているのでしょうか。 CEDEC2010では「「サカつく」のサッカー試合AIシステム」と題した講演が行われました。講師は株式会社セガ 第一CS研究開発部 リードプログラマである安藤 毅氏。サッカーゲームのAIを手がけてきた氏が『サカつくDS ワールドチャレンジ2010』のAIの秘密を公開します。 『サカつく』とは『プロサッカークラブをつくろう!』の略で、サッカーチームを育成するシミュレーション。試合は「育成結果を確認する場」であり「操作の優劣によって結果が左右されてはならない」といいます。「試合シミュレータの納得感」「サッカーらしいスコア」「強いチームの勝率が高い」といったことが求められますが、これを実現するには様々な方法が試みられてきました。 ■完全オーサリング方式 初代作~『Jリーグ プロサッカークラブをつくろう!'04
4月18日に、IGDA日本のSIG-GT第13回セミナー、「続・ゲームにおけるスクリプト言語の現状」が開催されました。ゲーム開発でのスクリプト活用事例とともに、組み込みスクリプト言語の開発についても講演がおこなわれ、クロノ・トリガーやサクラ大戦Vでの事例、さらに現在開発が進んでいるオープンソースの「Xtal(クリスタル)」の開発舞台裏などが紹介されました。 ■SFC時代の組込スクリプト言語 スクウェアでクロノ・トリガーやファイナルファンタジーVIIなどの開発に携わった小久保啓三氏(現、HAL東京)が、クロノ・トリガー開発の際に作成した、キャラクタ(アクター)の並列動作を記述できるスクリプト言語「ATEL(Active Time Event Language/エーテル)」の文法と内部動作等を解説しました。 ATELは、バッチファイルやBASICプログラムぐらいの難易度で、キャラクタ同士の並列
1月17日、IGDA日本ゲームテクノロジーSIGによる組み込みスクリプト言語のセミナーが、コクーンタワー(専門学校HAL東京)にておこなわれました。 組み込みスクリプト言語は、ゲームエンジン上で動作するインタプリタ的に使える言語処理系で、LuaやPython、LISPなど公開された言語から独自の文法を持つものまでさまざまな言語が実装されてゲームに組み込まれています。文法が多様なだけでなく、用途(シナリオ分岐や演出、AI、ゲームロジック等々)や利用者(プログラマ、スクリプター、プランナー等々)にあわせていろいろな機能・記述性も求められます。 今回は組み込みスクリプト言語セミナーの第1回ということで、公開されている言語処理系を中心に取り上げられました。 セミナーは、クロムシックスの浜中誠氏によるLua解説、CRIミドルウェアの松田白朗(Hak)氏によるCRI Script解説ののち、ゲーム開発
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