自民党総裁選に出馬表明した河野太郎デジタル相(左)、石破茂元幹事長(中央)、小林鷹之前経済安全保障担当相 自民党総裁選(9月12日告示、27日投開票)で出馬に必要な20人の推薦人を確保したとして、河野太郎デジタル相(61)、石破茂元幹事長(67)、小林鷹之前経済安全保障担当相(49)の3氏が立候補の意向を表明した。憲法改正の進め方や皇位継承のあり方、靖国神社参拝の是非など国家の根幹に関わる政策に関し、この3氏だけでも差異が明らかになりつつある。 「国の形だから、憲法の議論をしっかり前に進めて、なるべく早く発議にもっていきたい」 河野氏は26日に国会内で開いた出馬表明会見でこう述べ、早期の憲法改正に意欲を示した。 河野氏は会見で「日本を前に進めるための5本柱」を示し、《0》に「党改革・政治改革」を挙げた上で《1》に「憲法改正」を選んだ。「自民党内での議論で示される党として考え方に基づき、国会