イスラエルとハマスの軍事衝突に関して、BS-TBSの番組が元日本赤軍リーダー重信房子氏の娘、重信メイ氏を起用し批判を集めた。国際政治学者の舛添要一さんは「イスラエルとパレスチナの問題は、ユダヤ人への差別と迫害の歴史を抜きには理解できない。日本のマスコミはそうした背景に疎いのではないか」という――。 ネタニヤフ政権はハマス殲滅を目指している 10月7日、イスラム組織ハマスがガザからイスラエルを奇襲攻撃した。これに対して、イスラエルのネタニヤフ政権は、ハマスの壊滅まで戦うとして報復攻撃を展開している。 この事件を日本のマスコミも一斉に報じたが、中には首をかしげたくなるような報道もあった。特に10月11日にBS-TBSの「報道1930」が、元日本赤軍リーダーである重信房子氏の娘、重信メイを起用した際にはネット上でも多くの批判が沸き起こった。 日本のマスコミは中東情勢やパレスチナ問題に疎いのではな
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