昨年4月に行われた『ニコニコ超会議2016』で大反響を呼んだのが、中村獅童がボーカロイドの初音ミクと共演した超歌舞伎『今昔饗宴千本桜』だ。伝統芸能とテクノロジーが融合する舞台は、凄まじい熱狂のうちに終了したが、前代未聞のプロジェクトはどうやって生まれたのか? 『クイック・ジャパン』vol.131で、獅童はこう語っている。 「歌舞伎的な手法と最新技術の融合っていうのは面白くなるんじゃないかと思いましたね。ただ、実際に舞台上で最新技術と生身の人間がどう絡むのか、それを面白く見せるためには歌舞伎のどんな手法が有効なのかっていうのは考える必要がありました」 会場となった幕張メッセの収容人数は数千人。しかし、長い歴史の中で培われた歌舞伎の魅力は、しっかりと会場全体に届いたようだ。 「僕もロックコンサートで何度か行きましたけど、まさかあの場所で歌舞伎を演じるとは想像したこともなかった。でも、結果的にあ
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