タグ

ブックマーク / xtech.nikkei.com (11)

  • 2台のDHCPサーバーが同一LAN上にあったらどうなる?

    宇田:ハブがあったら貸してくれないかな。 貴子:どうしたの? 宇田:新しく購入したノート・パソコンをLANにつなぎたいんだけれど,ハブのポートが足りないんだ。 貴子:そうねぇ。無線LANルーターでもいいかしら。たしか,LANポートがいくつか付いていたわ。 宇田:それで十分だよ。 貴子:はい,これよ。4ポートのLANスイッチとして使えるわ。 DHCPを勝手に動かしてはいけない 宇田:ありがとう。これで十分だ。あ,でも使う前にルーター機能をオフにしておかないとダメだね。 貴子:どうして? 宇田:そのままつないでしまうと,無線LANルーターDHCP*サーバー機能が社内のパソコンに変なIPアドレスを割り振ってしまうからさ。以前,顧客のLANで似たようなトラブルがあって,原因を探すのに苦労したんだ。 貴子:そうなんだ。 無線LANルーターやブロードバンド・ルーターDHCPサーバー機能を備えている

    2台のDHCPサーバーが同一LAN上にあったらどうなる?
  • 第2回 [システム振舞い編]一覧表に一工夫入れることで漏れや重複をなくす

    今回から3回にわたり,【システム振舞い編】と題して,システムの動作仕様や処理の流れといったシステム振舞いに関する工程成果物(図表およびそれに付随する文章)の書き方のコツやレビューのコツを,受発注業務を例にとって紹介していきます。 システムの動作仕様や処理の流れは,システム完成間近にならないと発注者側が直接確認することが難しいため,仕様の欠陥が見つかった場合の手戻りによる影響が非常に大きいという問題があります。従って,システム振舞いの工程成果物の書き方やレビューのコツは重要なポイントとなります。 まずは,【システム振舞い編】に出てくる「業務」「作業」「システム化業務」「システム利用作業」「機能」という言葉の意味を明確にしておきましょう。【システム振舞い編】では,これらの言葉を次のように定義します。 業務:ある単位で区切られた企業活動(発注業務など) 作業:人手で実施する業務(発注書原保管な

    第2回 [システム振舞い編]一覧表に一工夫入れることで漏れや重複をなくす
  • 意思決定のプロセス

    連載第4回「プロセスとは何か」で解説したように、適切なプロセスを設計および体系化し、共有することで、個人の能力だけでなく組織の能力も高められます。それは蓄積された経験とノウハウを再利用しやすくなるからです。 P.F.ドラッカーは、著書「創造する経営者」(ダイヤモンド社)の中で次のように述べています。 伝承を知識にまとめ、思考を体系にまとめることは、人間の能力を卑しめてマニュアルに置き換えることと誤解されがちである。もちろん、そのような試みは、ばかげている。しかし、体系的な知識は、きょうの医者に対し、一〇〇年前の最も有能な医師以上の能力を与え、今日の優れた医師に、昨日の医学の天才が想像もしなかった能力を与える。 いかなる体系も、人間の腕そのものを伸ばすことはできない。しかし、体系は、先人の力を借りて常人を助ける。常人に対し、成果を上げる能力を与える。有能な人間に卓越性を与える。 先人が学び、

    意思決定のプロセス
  • [業務分析編]いきなり詳細な業務モデルを作成してはいけない

    業務モデルとは、生産、販売、仕入れといったシステム化の対象業務を構成する業務機能の構造を図式化したものである。具体的には、業務機能の流れを整理した「業務フロー図」や業務機能同士の関連を表す「業務機能関連図(DFD)」などがある。 そうした業務モデルを作成するとき、一般に業務機能をピラミッド型の階層構造として整理する(図1)。例えば「販売」という業務機能は、「販売計画管理」「営業活動計画管理」「案件発掘」「提案」「見積もり」「受注」「受注後管理」「請求・回収」といった下位の業務機能で構成される。「提案」という業務機能であれば、「顧客ニーズ把握」「提案方針決定」「提案準備」「提案実施」「提案後フォロー」といった下位の業務機能によって構成される、といった具合である。 販売を最上位である第1階層の業務機能とすれば、販売計画管理、営業活動計画管理、案件発掘などは第2階層である。第2階層の「提案」の下

    [業務分析編]いきなり詳細な業務モデルを作成してはいけない
  • 第5回 データベースに出てくる数値の意味を知る

    データベースは,カラムとその集合体のテーブルから出来上がっているということは理解していただけたと思います。今回はもう少しつっこんで,テーブルの中の主キーと数値フラグというものについて学習していきます。開発前のデータベース設計にかかわる部分なので,しっかりと読んで学習してください。序盤の交渉を有利に進めるための大切なポイントです。 ユニークな値と主キー 今回は簡単な社員名簿でお話を進めます。図1を見てください。10人の社員がいます。 「社員番号」は重複することのないユニークな番号です。データベースではユニークという単語が頻繁に出てきます。日では“ユニークな人”のような用法が広まっているので,ユニークというと“ちょっと変わっている”とか“面白い(ユーモアがある)”のような印象を受けますが,来の意味は「一意である」「固有,単独である」です。プログラムの世界でユニークといえば,重複することがな

    第5回 データベースに出てくる数値の意味を知る
    MERIHARIBOY
    MERIHARIBOY 2015/06/19
    “データベースの本来の目的は,メモ帳代わりになんでも書いて記録することではなく,そこに記録されているものから特定条件で必要なデータを取り出すことです”
  • 芦屋広太のプロマネ歌留多---目次

    優秀なプロジェクト・マネージャ(PM)になるためのコツを,芦屋広太先生が公開する。覚えやすいように,カルタ風に短い格言としてまとめてみた。現役PMPM候補のエンジニアも必見の内容だ。

    芦屋広太のプロマネ歌留多---目次
  • 機能要件設計書だけで20種類

    意図が伝わる設計書を作るには,前提として「それぞれの設計書がどういう役割を担うか」「それぞれの設計書が相互にどういう関係にあるか」を正しく理解しておくことが重要である。豊富なサンプルとともに,設計書の役割と関係,さらには書き方のコツを解説する。 石川貞裕 日立製作所 情報・通信グループ プロジェクトマネジメント統括推進部 担当部長 向坂太郎 日立製作所 情報・通信グループ プロジェクトマネジメント統括推進部 「基設計書」と聞いて,どんなものをイメージするだろうか。業務フロー図や画面レイアウト,E-R図など様々だろう。大規模,高品質のシステムを開発するなら,図1に示すような多くの設計書を作成することになる。 中心となる機能要件設計だけでも20種類。それぞれの役割や関係をきちんと理解し,過不足なく設計情報を盛り込むことが求められる。 難しいのは,設計書の読み手が開発者だけではないことだ

    機能要件設計書だけで20種類
  • 第5回 [画面編]見れば“わかる”「画面レイアウト」の作り方

    今回から,3回にわたって,【画面編】と題して,画面に関する外部設計書の書き方のコツを解説していきます。 画面に関する工程成果物の定義は各社でさまざまですが,発注者ビュー検討会では,次の6つを,画面に関する工程成果物として定義しました。【画面編】でも,これらの工程成果物を扱います。 (1)画面一覧:システムで利用する画面の一覧表。 (2)画面遷移:アプリケーションを実現する画面の流れを表したドキュメント。表示される画面とその画面の順序関係,画面から画面への遷移を起こすきっかけとなるイベント,条件分岐がある場合はその条件と条件に対応する分岐遷移を記述する(次回に詳しく説明します)。 (3)画面レイアウト:発注者が実際に操作する個々の画面の設計図。画面の構成や個々の部品など,画面上に何が表されているのかを示すだけでなく,画面の操作やその操作によってどんな処理が発生するかを記述する。 (4)画面遷

    第5回 [画面編]見れば“わかる”「画面レイアウト」の作り方
  • 「数百万円で制作したアプリが数億円の売り上げ貢献」、ドミノ・ピザのマーケティング部長

    「今や、宅配ピザはおいしさだけでは競合他社と勝負できない。オンラインで売る場合はなおさらだ」---。2013年7月25日、都内で開催されたイベント「MOBILE & SOCIAL WEEK 2013」に、ドミノ・ピザ・ジャパン 執行役員マーケティング部長の池田健二氏(写真)が登壇。同社が自社ECサイトや注文アプリなどをプラットフォームとして実施しているオンラインマーケティングの事例を紹介した。 池田氏によると、現在、同社の宅配ピザの全オーダーのうち、約50%がPCサイトやスマートフォンサイト、携帯電話サイトからのオンラインオーダーだ。ここ1年ではスマートフォンからのオンライン注文が増加。2011年度には全体の7%程度だったスマートフォンからのオンラインオーダーの比率は、2012年度には17.6%になり、現在は20%を超えた。オンラインオーダー全体の割合は「将来的には70~80%になるだろう

    「数百万円で制作したアプリが数億円の売り上げ貢献」、ドミノ・ピザのマーケティング部長
  • “非言語化”の新たな試み、コミュニケーション量はさらに増える――チームラボ(後編)

    チームラボはWebサイトだけでなく、案件によってはスマートフォンアプリやWebアプリ、さらにはハードウエアも企画・開発する。その中で音や光を使った“非言語”によるコミュニケーションを志向したソリューションとして同社が企画・開発したものに「teamLabBall」や「teamLabSocialInstrument」がある。前編に続き、後編は同社が手掛けたこうした“非言語化”の新たな試みなどについて、引き続き同社のCatalyst Div. Marketing Directorの中村洋太氏に聞いた。

    “非言語化”の新たな試み、コミュニケーション量はさらに増える――チームラボ(後編)
  • 誰でも即席“Androidプログラマ”に、Googleが開発ツール「App Inventor」を一般公開

    言語を知らなくても簡単にAndroidアプリが作れる――。誰でもプログラマになれる“驚愕”の開発ツールが登場した。米Google社が提供する「App Inventor」だ。早速、開発のしやすさを体験してみた。 米Google社は2010年12月16日、Androidアプリを開発するためのツール「App Inventor」のベータ版を一般公開した。同年7月から登録者のみに提供していたものだ。ツールおよびWebサービスJavaアプリの3つの組み合わせで実現している。 App Inventorの特徴は、プログラムをコーディングしなくても、Androidスマートフォンで動作するアプリが即席に作れること。パズルを組み合わせる感覚でプログラムを作成できる(図1)。Javaを知らない人でも、Androidスマートフォンを持っていれば、そのまま個人用のアプリが即製可能だ。

    誰でも即席“Androidプログラマ”に、Googleが開発ツール「App Inventor」を一般公開
  • 1