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ブックマーク / kawango.hatenadiary.org (12)

  • 人生とは何かについて考える時 - はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記

    時に人間というのは、苦しかったり、しんどかったり、めんどくさかったりするような選択をわざわざしたがる生き物だ。 ようするに一時の気の迷いというやつである。一時の迷いのはずが一生モノになったりすることもある。 まあ、だいたいは若い時代にそういう心が揺れ動く経験をするものだが、人間は年をくってもそれほど進歩はしないので大人でも気の迷いはある。大人のハシカとおなじく大人の気の迷いもタチが悪い。 ぼくの母が四国のお遍路参りをはじめたのは5年も前だろうか。当初は父と二人でまわっていたが、阿波国(徳島県)、土佐国(高知県)と半分過ぎたところで父が亡くなり、3年前からぼくが父の代わりについていくことになった。とはいっても、途中、母親の骨折とかがあり、40番札所の観自在寺からはじまるぼくと母親の巡礼の旅は3年前からほとんど進んでいない。現在、寺の数で云うと3つあとの明石寺だ。正直、このまま母が忘れてくれる

    人生とは何かについて考える時 - はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記
    MINi
    MINi 2012/03/21
  • 新年ということで「悟り」について考えてみた - はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記

    正月三が日も終わった。 年末年始に書きかけのブログを完成させようと何度かこころみたが、数えてみたら22も途中で投げ出しているエントリがあった。どれもこれもそのとき書いていたら、面白かっただろうなと手前味噌ながらも思うのだが、なにしろ、今の自分と過去の自分は、ゆく河の流れは絶えずしてしかももとの水にあらず、と鴨長明も指摘するとおりに別人だ。 やっぱ、思い立ったときにブログは完成させないとだめだねえ。なまものだねえ。 というわけで、今朝、ベッドの中で考えていたことを書き留めることにする。 悟りとはいったいなんだろうかということだ。 信頼性の低いwikipediaの記述によると釈迦が悟りを開いたのは35歳だという。 人間なんて大差ないというのがぼくの信念である。当時の釈迦よりも年長組の僕は、すでに悟りを開いているはずだ。いったい、ぼくがこれまでにした経験のどれが悟りに相当するのだろう? ひとつ

    新年ということで「悟り」について考えてみた - はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記
    MINi
    MINi 2012/01/05
  • ジョブズとぼくらは勝ったのか? - はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記

    アップル社のスティーブといえば、いまだとジョブズだが、30年以上前、アップル社の最初のヒット作品であるAPPLE IIの時代には、もうひとりいた。スティーブ・ウォズニアックだ。APPLE IIを設計した天才エンジニアであるウォズニアックはウォズの魔法使いとか呼ばれて、パソコンマニアの中では、もっとも尊敬される人物のひとりだった。だから、当時のアップルファンにはスティーブといえば、ジョブズが好きか、ウォズニアックが好きかという定番の話題があったのだ。 もちろん、ウォズニアック派がほとんどだった。ジョブズは天才エンジニアのウォズニアックをうまくつかまえて大儲けをしたビジネスのひとだと思われていたから人気がなかった。 第一次パソコンブームの当時、日でもそういう天才プログラマをうまくつかって大ヒットソフトをつくって大儲けするビジネスマンや大人たちといった構図はあちこちで見られたから、まあ、ジョブ

    ジョブズとぼくらは勝ったのか? - はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記
    MINi
    MINi 2011/10/07
  • コミュニケーション能力に本当に欠けるひとの他人とのつきあい方 - はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記

    はてなダイアリーでブログを書きはじめて1ヶ月以上たったのだが、別に日記とかをつけているわけではないので、そろそろ書きたいこともなくなってきた今日この頃です。 44年間の人生(※1)で中身が詰められた引き出しは意外に少ないもんです。 もともとブログをはじめた理由となる読んでもらいたいエントリが当はあるのですが、はてなが意外と楽しくて、予定以上にいろいろなエントリを書いていたら、完全に出すタイミングを失ってしまいました。増田にでも出そうか悩んでいます。 さて、ということで、なにか、普通のひとはあんまり書かないだろう暮らしの知恵的なものをエントリにしてみました。 テーマはコミュニケーション能力がないひとの上手な他人との付き合い方です。コミュニケーション能力が当にないひと向けですのでリア充なひとは不要です。該当しないなあと思う人はここから先は読まなくていいです。(というか、すごい長文になってし

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  • 人脈の価値について、昔、聞いた話 - はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記

    ということで、だらだらと思っていることを書いてみます。 ぼくがマスコミや芸能関係のいわゆる業界人的なひとたちとつきあいはじめたときに発見したことです。 ”業界”のひとって、会話の半分以上が、自分はだれそれと仲がいい、とかこのまえ一緒にめしをくったとか、飲みにいって朝まで大変だったとか、こんど会うとか、なんですね。一般社会ではそういうのは嫌われることが多いのでめったに会わないですが、”業界”だとそういうひとばっかりです。むしろそうじゃない人のほうが珍しい。どういう力学がはたらいたら、こういうひとたちの存在があたりまえな社会になるのだろうって、最初のうち不思議だったのですが、そのうち気づきました。 それは”業界”のひとって、個人の看板で商売しているからです。ふつうのビジネス社会では偉い人も、結局のところは会社の看板で商売しています。”業界”ではたとえサラリーマンであっても仕事は人とのつながりが

    人脈の価値について、昔、聞いた話 - はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記
    MINi
    MINi 2009/07/08
  • 個人の才能とはいったいなにか - はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記

    下のエントリを読んでいろいろと思うところがあったので書いてみる。 少数精鋭のテクノロジーベンチャーは企業が支払うべきコストをどこに付け替えるのか このエントリには、別の二人の記事が引用されているので、そこを抜き出してみる。 * LingrとRejawサービス終了のお知らせ:江島健太郎 / Kenn’s Clairvoyance - CNET Japan しかし一方で思うのは、4人というのはやはり大所帯だったということです。アーキテクト・デザイナ・クライアントという専門には重複がなく、これにアーキテクチャとデザインの両方を見られるマネージャであるぼくを加えて4名なら、適正な少数精鋭と言えると思っていました。しかし、これは決して「少数」ではなかったのです。 自分が技術的に成長した今だから言えることですが、今のLingrやRejawのようなプロダクトなら、1人か、多くても2人ぐらいで作れるべきで

    個人の才能とはいったいなにか - はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記
  • テレビの視聴率がさがってきたのは大画面テレビのせいじゃないか - はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記

    前から周りにも主張しているんだけど、ほかのひとでそういう意見を主張しているひとみないんだよね。 テレビがここ数年、視聴率がさがってきたのはネットではなく大画面テレビの普及が原因だと思う。 だって、ここ数年、新しくネットをはじめたひとよりも、大画面テレビを買った人のほうが絶対に圧倒的に多い。 大画面テレビでなぜ視聴率が下がるのか? それはながら視聴が困難になるからだ。 映画を見るならいい。なんか、気合いいれて見るぶんには大画面テレビはいい。 でも、なんとなくつけておくには大画面テレビはうざすぎる。絶対にながら視聴時間はへっているはずだ。ながら視聴はテレビの視聴時間の半分はこえているんじゃないか?しらないけど。 来客があったときになんとなく大画面テレビをつけておくって、ちょっと想像してみるといい。 いっしょにテレビをみるしかないじゃないか。はなしをしたいんだったら画面は消してBGMを選ぶだろう

    テレビの視聴率がさがってきたのは大画面テレビのせいじゃないか - はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記
  • おい、ゆとり、コンテンツの値段の決まり方をおしえてやる - はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記

    ネット時代にコンテンツの価格はゼロになるのは複製コストがゼロなんだから、経済学的に正しく、著作権なんてみとめるのは社会的に損失だと主張しているひとは池田信夫氏を筆頭に多い。 そうするとコンテンツをお金かけてつくるプロはいなくなって、素人のコンテンツばかりになるんじゃないのと思うんだが、池田信夫氏なんかは、それで正しい、コンテンツ市場なんてなくなったほうが国民の福祉水準が向上すると気で主張されているので始末に悪い。 市場競争によってコンテンツ価格が原価に収斂していくとするのであれば、コンテンツの原価とは複製コストだけではなくて制作コストも考えなくてはいけないだろう。コンテンツの場合は、いくら複製しようが制作コストは変化しないので、いささか逆説的ではあるがコンテンツの制作コストはコンテンツの市場規模によって決まる。つまりそこそこヒットするコンテンツがだいたい10万売れるとして、1あたりの

    おい、ゆとり、コンテンツの値段の決まり方をおしえてやる - はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記
  • 僕は、いうべきことをいった、といいたがるひとたち - はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記

    ぼくがよくみていて大好きなハックルベリーなブログのひとが、はてなにガツンと言ってやったらしい。 ぼくが今日はてな東京社にお邪魔して一言申し上げたこと ユーザとして、はてなの広報担当の川崎さんに自分が思っているはてなの問題点をつたえた。自分の思いが、はてなのひとたちに届いたどうかはわからない。でも、はてなは、もう、自分の話をきいてしまったんだから、責任逃れをできない。かいつまんでいうとそういう趣旨だ。 でも、それってなんの意味があるのか? なんかよくある光景だなあ、と思った。会社でサラリーマンが、なにか問題があって、自分はその問題がわかっているんだけれども会社が理解してくれない、どうしようもない、だけれども、一応、そのことは上司や先輩には自分の考えは話した。それでどうなるかはわからない。でも、自分はいうべきことをいった。そう同僚や友達に話しているのを、ぼくは人生で何度も見た、聞いた。 そう

    僕は、いうべきことをいった、といいたがるひとたち - はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記
    MINi
    MINi 2009/06/13
    「駄々をこねて現実が変わると信じるのは子供と同じだ。いや、無垢な子供ほど、駄々をこねる相手とタイミングを冷静にみはからっているかもしれない」
  • くそなモデムがバカ売れした理由についても話す - はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記

    この前のエントリを、サポートが評判よかったのでモデムが売れまくったという話に受け取ったひとが多かったが、それは間違いなので補足したい。 そもそも世の中にサポートが良くてヒットする商品なんてない。サポートがよくてヒットするなんてことがあったら、大変な美談になって“ちょっといい話”になるところだとは思うが、現実はもっと夢がないものなので、そもそもモデムがなんでヒットしたのかについて補足しようと思う。 サポートではモデムが売れない理由は簡単だ。サポートがよいことによる販売数量の増加効果は購入した人のリピートか、まわりのひとへの口コミ効果によってしかあらわれないからだ。つまり売れた後に中長期的に効果が現れるパラメータであって、最初に売れる理由にはならない。 じゃあ、最初に売るために必要なのはなにかというと、まあ、人間がモノを購入する過程をモデル化して以下の順序で脳内シミュレーションすれば推測が可能

    くそなモデムがバカ売れした理由についても話す - はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記
  • 自分の考えたアイデアを内緒にしたがるひと - はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記

    企画をするという仕事はどういうものなのかについて書いてみる。 よく企画屋と自称するひとがいるが、ぼくは企画屋という職種は存在しないと思っている。 パワーポイント屋ならよくいる。パワーポイントできれいな資料をつくってくれるひとだ。 とても便利な存在であり必要な存在だ。 まあ、企画をやっていますというひとのほとんどはパワーポイント屋であるといってもいいと思う。ところが、それを自覚していないひとが意外と多い。なにか自分の仕事をすごくクリエイティブなものだと思っている。気の利いた素敵な特別なアイデアをひらめかせることを仕事だと思っているひとが多い。そして、そのひらめきを才能とか能力の賜物と勘違いしていて一生懸命磨こうとしている。実際はそんなの無駄でひらめきというのは訓練で手に入る汎用の能力ではなく、豊富な経験と知識の結果としてあらわれてくるものだ。だから、アイデアだすのに頭ひねるよりも先に勉強しろ

    自分の考えたアイデアを内緒にしたがるひと - はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記
  • ユーザサポートでめちゃくちゃ感謝された経験について話す - はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記

    もう15年前にぐらいになるが、僕の仕事のやりかた、ユーザにたいしてどうやって向き合っていけばいいかについての信念を決定づけたある事件について語ってみようと思う。ほぼ懺悔にも近い。 ぼくが企画したモデムがバカ売れした。無名のブランドだったのにもかかわらず発売した瞬間に、秋葉原のショップで1番の人気モデルになった。理由は他者のモデムが無骨な段ボール箱にはいっていて、いかにもコンピュータの部品っぽかったのに、ぼくのモデムはカラフルな化粧箱をつけて、とても初心者が使いやすそうに見えたからだ。実際、簡単そうにみえる化粧箱をつくるのに何回もつくりなおして半年以上もかかった力作だった。 当時windows95が登場してインターネットが話題にのぼりはじめたあたりで、いままでマニアのパソコン通信ぐらいしか用途がなかったモデムをインターネットという単語に引き寄せられた大量の初心者が買い始めた時期で、とにかく簡

    ユーザサポートでめちゃくちゃ感謝された経験について話す - はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記
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