JR東海、西日本、九州の3社は健康志向の高まりを受けて、来年春に新幹線の車内の喫煙ルームをすべて廃止することになりました。 発表によりますとJR3社は、来年春に ▽東海道新幹線 ▽山陽新幹線 ▽九州新幹線の すべての車両から喫煙ルームをなくします。 以前と比べて喫煙者が減少傾向にあることや、健康志向が高まる中で受動喫煙を防ぐことが理由だとしています。 喫煙ルームの廃止によって空いたスペースには、災害などの緊急時に活用するため非常用の飲料水を配備するということです。 また、JR西日本は新幹線のホームにある喫煙コーナーについても、分煙のために壁で仕切られた一部の駅をのぞいて、来年春に廃止します。 一方、JR東日本は2007年に東北新幹線などすべての新幹線を全面禁煙にしています。