この度、第9回「日経」星新一賞にて一般部門優秀賞(図書カード賞)を賜りました、葦沢かもめと申します。改めまして、関係者の皆様には感謝申し上げます。 受賞者発表時には、AIを利用した作品として初めて入選したことも合わせて発表して頂きました。星新一賞の選考が応募者情報なしで行われることは知っていたので、人間だけで書いた小説と同じ舞台の上で審査され、賞を頂けたのは大変光栄です。 また作者コメントにて、今回の星新一賞には、AIと一緒に3週間で100篇書いて応募したことを明かしました。驚いて頂けたら、作者として嬉しい限りです。 本記事では、今回の応募作品を制作した過程について解説をしようと思います。インパクトばかり先行していて、かなりハードルが上がってしまった気がしますが、これも自業自得だと思います。批判は甘んじて受ける覚悟です。 全体計画星新一賞にAIを使って書いた小説を大量に送り付けてみよう。