事件現場のボーダーライン・バー・アンド・グリル付近で慰め合う人々=カリフォルニア州サウザンドオークス/Mark J. Terrill/AP (CNN) 米カリフォルニア州ロサンゼルス郊外のバーに押し入った男が銃を乱射して12人を殺害した事件で、死亡した容疑者の男は、沖縄にいた経験もある元海兵隊員だったことが分かった。男は現場で自殺したと見られている。 事件は同州ベンチュラ郡サウザンドオークスにあるバーで7日夜に発生。踊ったり飲んだりしていた客たちは、突然鳴り響いた銃声に、床に伏せたり出口に殺到したりして大混乱に陥った。中には客たちを守ろうと、銃を向ける男の前に立ちふさがった男性もいた。 ベンチュラ郡の保安官によると、銃を乱射したのは元海兵隊員のイアン・デービッド・ロング容疑者(28)。店の前で丸腰の警備員を銃撃して店内に押し入り、警備員や従業員、客などを狙ってピストルを乱射した。12人を殺