Instagram運用の「2大悩み」あるある製造者が直販するD2C(Direct to Consumer)では、良質なコンテンツを作るモチベーションが高い。例えば「原材料の仕入れ、製造の様子、製造のこだわり、販売、お客様の声を伝える、といった一貫したストーリーを伝えることができるので、コンテンツに困らないのが魅力」だと川谷氏は言う。一方で、ブランドがまだ小さいうちは、予算や人的リソースが不足しているのが課題だ。 低糖質パン・スイーツの専門店Fusubon(フスボン)は、2014年から実店舗と自社ECで販売している。店舗がオープンした当初は、コンテンツがないのでSEOでの集客は難しく、広告に頼らざるを得ないが、そうすると利益を出すのが難しくなる。そこで、広告費を使わずに集客する方法としてInstagramを始めた。 といっても、最初のうちは投稿が続かず、アカウントを開設したものの稼働しない状