そう言えば、帰宅後に手を洗った際・・・ 手拭きが見当たらなかったので、流しの上でパシャパシャと水を切ったのです。 まぁ、案の定、床にポチョりと垂れるワケでして。 けれども、そんな僅か数滴ごときで雑巾を引っ張り出してくるのはどうかと思い、 とりあえず近くにあったトイレットペーパーを人差し指と小指の幅でクルクル。 いや、ちょっと待てよ? ひょっとして、いまだに貴重なクルクルなのか?? ・・・などと、やっぱり雑巾にすべきか迷っているうちに、クルクルが失踪。 ちくしょう、ここに隠れていやがったのか。 乾燥後の洗濯物からはクルクルの面影など全く感じられないほどのポロポロが。 無情にも崩れ落ちていく残骸に、例えようの無い虚しさと後悔の念を抱きつつ、 果たして、一旦巻き取ったクルクルをとっておいてどうするつもりだったのか。 失ったものは大きく、得たものは何も無い。そんな戦慄のトイレットペーパー。